カテゴリ:街歩き&お店(記述日現在)( 34 )

 

障がいを持つ人の、活躍の場が増えました

人は、それぞれの家庭の中にとどまらず、地域社会のなかで育つもの。

アスティでは今日、障がいを持つ人の活躍の場が増え、新たなホテルがオープンしました。
時代行列の衣装に身を包んだ旗手の演舞や楽器隊、サン・ピエトロ地区を挙げて歓迎する様子が、実にすばらしい!


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このホテルでは、ダウン症候群をはじめとする若者がレセプションや接客などを担当します。彼らの職場として機能するほか、いくつかの部屋は彼らの生活の場としての機能も兼ねるそう。

彼らはまた、このようなプロジェクトが各地で普及を目指し、首相や(ローマ法王のいる)ヴァチカンなどを行脚したりもしています。

人が人に優しい国、イタリア。アスティは、さらにこういった「共に生きる」ことに対して開けているように感じます。今後、一緒に学んで行きたいと思います。

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by lavitaelevitiasti | 2015-06-18 00:57 | 街歩き&お店(記述日現在)  

RAMEN BOY, Bravissimo Luca !

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アスティから高速道路を利用して、約1時間。ピエモンテ州都トリノへ、ラーメン・ツアー!
日本育ちの私がまったくついていけないほど、幼い頃から日本のアニメや漫画に親しんできたと言うイタリアの友は、映画『ラーメン・ガール』を観て以来、すっかりラーメンに夢中みたい。私自身は観たことねーので分かりませんが、とにかくラーメンの奥深い世界にみんな、興味津々です!

袋入りの乾麺は、みんな試したことがありようで、「ならば!」とウワサに聞いたトリノの店へとツアーをオーガナイズ!各方面の友だちが、この日を心待ちにしていました!

ショーペロ(ストライキ)があったこともあり、ものすごい渋滞で、予約時間に遅れること30分。申し訳ない―!と席に着き、ワイワイ始めたところで、まさかのー「え・・ わたし、ベジタリアンなので、こういうのはちょっと・・」

おやおや?袋麺はOKだったのに?・・ピザ屋に行こうか・・的な空気をなだめ、まずは他の人のラーメンを試食するよう勧めます。唐揚げや餃子を試食する中、お茶をすする友だち・・

「私もベジタリアンだけど、ここの食べれるのよ。もう3回目!」と、助け船を出すもうひとりの友だち。店の人も「しょうゆ味なら行けるって人、結構多いの。」
枝豆を追加して、友だちのお腹を少しでも満たします。

「えっ、なにコレ―! わたしにも、しょうゆラーメンください!」
チャーシュー以外、スープも飲み干すこの気に入りっぷりは、なんだ!?美味しいからだ!

トリノでラーメン屋を開くイタリア人、ルカさんは、さて、どこで修業したのでしょう?

お店にやって来る日本人客を見つけては、味の向上のためアドバイスを求めるのだと言います。情熱あってこそのラーメン修行。とーっても美味しくて、みんな大満足!

「アスティなら競合にならないから、ラーメン屋出してもいいよ!」
郷土パスタ、細麺タヤリンの腕を磨いて、私もピエモンテ・ラーメンはじめるか!

最後は熱燗をおごってもらい、再びカンパーイ!みんなで温ったかーくなりました!
P.S. それから店を出て、深夜の街で小一時間もおしゃべり。気温0度でーす!

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by lavitaelevitiasti | 2014-12-12 22:42 | 街歩き&お店(記述日現在)  

母から娘へ、受け継がれるアスティの味!

アスティに暮らして2年半。町の歴史、人々の暮らしや人生に触れる機会が増えて来ました。

町を横切るタナロ川のほとりで、長く一つ星を守って来た老舗のレストランがあります。「Gener neuv」 ・・ 20年前の11月のこと。この店をはじめアスティの町は、川の氾濫により実に多くのものを失いました。

アスティの絵描き先生ことグアレーネさんは、その当時の様子を「ノアの方舟」に例え、再出発を遂げた「Gener neuv」に贈っています。
【写真】ピナさんらのコックコートに刺繍された「Gener neuv」のデザイン。こちらもグアレーネさんによるものです。


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流れ込んだ水が天井まで上がる大水害。多くの協力を得て泥を掻き出し、一から店を築き直して大復活 ・・ しかし昨年のクリスマスを前に、突如店の灯りを落とす大決断をされたのでした。 
※ 「味わって支える、この町の文化」と言うタイトルで、当時のことをつづっています。http://lavitaasti.exblog.jp/21479187/



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【写真】キッチンに立ち、アスティの味を伝えることを心から喜んでいらっしゃるピナさん。

それから9か月の時を経て新聞の地域面に飾ったのは、仲良しの家族写真と「Gener neuv」の再出発の記事!アスティのマンマの味を代表するピナ・シェフが、アスティ中心部へと店を移しての活動再開です!

アスティの田舎で生まれ育ち、お母さまから受け継いだと言うピナさんの料理は、ともにキッチンに立つふたりの娘さんに確かに受け継がれています。



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【写真】このつややかな郷土パスタ「アニョロッティ・ダル・プリン」こそ、みんなが待っていたマンマの味!

お店の活動休止中も、郷土パスタ卵黄たっぷりの細麺「タヤリン」などをおしえていただくなど、交流をつづけてきたご縁から、この日は私も落成式に声を掛けていただき、一緒にお祝いしました!



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【写真】ピナさん、ご主人のピエールミケーレさん、新たな出店先を提供されたオーナー、絵描き先生と一緒に。

川の氾濫被害から20年目を迎える、11月5日。Gener neuvは、あらなた航海を始めます。「これから30年はがんばりますよ!」と、ご主人のピエロさん。

老舗レストランの復活は、さまざまな人や計画のつながりによるものと聞きます。
アスティ周辺で「個々に」活動していた人々や計画が、次第に輪を広げ、手をつなぎ、こんな花を咲かせました。

「アルバの者とか、アスティの者とか、言ってた時代もありますけど、今は世界遺産にも一緒に登録された仲間ですから、一緒に地域を盛り立てて・・」

落成式のパーティーを前に開かれた会見で、ピエロさんらと並び会見に臨んだのは、どこかで見たことあるような・・と思ったら、 イータリー・オスカー社長の息子さんでした。新しい「世代」が、長年の「地域と言う垣根」を超える・・そんな機会でもあるようです。

Gener neuv は、11月5日、Eataly Asti内にオープンです!

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by lavitaelevitiasti | 2014-10-30 21:48 | 街歩き&お店(記述日現在)  

タイム・スリップ!

おそく起きた日曜の朝、アスティを貫くコルソ・アルフィエリ(Corso Alfieri)へと向かいました。大規模サグラ、パリオにつづき、9月の第4週末には、職人市が開かれるのです。



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【写真】「私にもやらせて―!」 ・・ こどもたちに大人気、人形遣いのおじいさん。

アスティ中心部に残る中世の街並みを活かした、この祭り。おもちゃや楽器、木工・鉄工、染物・編み物、栗売り・郷土料理などなどの屋台では、みな昔風衣装でお出迎え。貴族姿のカップルと行き交えば、こどもたちは大興奮!ぜひ、わが家のレツゴー3匹(姪&甥)を連れて来てあげたい!!!

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昨年9月より、私はイタリア旅行情報サイト「JAPAN-ITALY Travel Online」にてアスティ周辺地域を紹介する「アスティへようこそ! Benvenuti ad Asti」の連載を担当しています。この7月は近郊の町:ニッツァ・モンフェッラートを紹介。そこで人気の「ファリナータ」の屋台が、きょうはアスティで出張開店していました。あーっ!見覚えある面々の顔が見えます!(掲載記事については、下記リンクを参照ください)

ひよこ豆の粉を水で溶いたものがベースで、ほのかな塩味がうれしい、この一品。
大規模サグラでも大人気!9台もの専用釜がフル回転だったと言います。それでも長蛇の列で、泣く泣く断念・・ していたので、これはラッキー!

大きな円形の鉄板に流しこまれた生地は、薪で15分ほど焼かれて、みんなの元へと届けられます。うっすらと漂うローズマリーの香りがアクセント!


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運営するのは、ニッツァの観光振興会。彼らのファリナータは、ニッツァの町で第3日曜に開かれるアンティーク市、その会場ガリバルディ広場の一角にある専用小屋で、月に一度味わえます。もちろんニッツァでは、多くのレストランのメニューに「ファリナータ」が。

ニッツァ・モンフェッラートなど、アスティ近郊への旅を紹介した「アスティへようこそ! Benvenuti ad Asti・第6回」記事は、こちら。
http://www.japanitalytravel.com/benvenutiasti/top.html
過去の連載記事と合わせて、ぜひご覧ください!(※上記リンクページ末にある「小都市をめぐる旅 アルキーヴィオへ」から、さらに各記事につながります)


先日、新たにアスティ周辺を紹介する活動を始めると言う方にお会いしました。この地域の良さが、どんどん広まっていくと嬉しいですね!

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by lavitaelevitiasti | 2014-09-28 20:10 | 街歩き&お店(記述日現在)  

ここは、どこでしょうか?

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アスティ県の出身で、トリノを中心に活躍する「友だちの友だちのシンガーソングライター:Losburla」の最新ミュージックビデオが届きました(Youtubeのアドレスは下記に)。辞書によれば、曲のタイトル「L'imbucato」とは、まるで「永ちゃん(・・初めて呼んでみました)の自叙伝」のような。もしくは、「招かざる客、もぐり」とあります。曲調と映像がマッチする可愛らしい仕上がりで、撮影会場はアスティにあるライブハウス、その名も「Diavolo Rosso(赤い悪魔)」 ・・ですが、なんとここは元カトリック教会!外観は当時のまま、屋根には十字架が残っています。しかし儀式を行い神聖性を取り除いた「元教会」で、祭壇があったであろう場所は現在、印象的なステージとなっています。週末の夜を中心にアペリティーボ(食前酒)からライブまで楽しめる店として開かれますが、扉が閉まれば誰もライブハウスだと気付かないでしょう(「アスティへようこそ!第3回」で紹介した「Cafelait」に程近い、Piazza San Martinoにあります)。ちなみに店の名前はアスティ出身のサイクリスト:Giovanni Gerbi (20 maggio 1885 – 6 maggio 1955)の愛称から。おかげ様でアスティの歴史と新たな一面を知るきっかけにもなったこのビデオ、最後の最後まで目が離せませんので、お楽しみに!
http://www.youtube.com/watch?v=-I7lXcPT85A
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by lavitaelevitiasti | 2014-05-18 07:36 | 街歩き&お店(記述日現在)  

香りも届くといいなぁ

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朝市にでかけると、いつもの八百屋さんの店先に、すずらんのブーケが。ズッキーニの黄色い花やアスパラガスの緑、二十日大根の鮮やかな赤で彩られた店先で、小さいながらもひと際存在感を放っていました。毎年5月1日に贈る習慣があると言う、すずらん。よくよく見ると、本当に可愛い小さな鈴が並んでいます。しかもほのかに香る甘い香りが、何とも言えない春のイメージ!窓辺に飾ると、風に乗って漂う香り。喜ばれる贈り物ですね!
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by lavitaelevitiasti | 2014-04-30 17:04 | 街歩き&お店(記述日現在)  

Vale la pena di venire ad Asti !

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絵の具のきらめき、そのうつろい。これは「つづれ織り」で見事に再現された、ウンベルト・マストロヤンニ氏の原画がモチーフの作品をアップで撮影したもの。Astiの「Il Museo degli Arazzi Scassa(アラッツィ・スカッサ)」は、1900年代の絵画をモチーフにした大型でカラフルなつづれ織り作品を生み出す工房兼美術館(建築家:レンツォ・ピアノ氏の設計図がモチーフの作品も)。昨晩はAsti市民に向け無料開放が行われ、再び美術館を訪ねました。「アスティへようこそ(第1回)」取材時には織り途中だったボテロ氏の作品が壁一面に掲げられ、すでの新作に取り組んでいるカティアさん、フランカさん姉妹。今夜は関連の講演会に出かけると、技術後継者についての話題にも。大型で重量ある作品、織りに忙しいおふたりが技術指導にここを離れることはできません。一堂に会した作品を、ぜひその目で。豊かな食の魅力に加え、Astiに足をのばす価値ある訪問先のひとつです!
【ご参考】美術館情報は、JAPAN ITALY Travel On-line「アスティへようこそ・第1回」情報欄
http://www.japanitalytravel.com/back/benvenutiasti/2013_09/09.html
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-20 08:32 | 街歩き&お店(記述日現在)  

これが冬のお楽しみ!

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9月の第2週末には、広ーい「Piazza Campo del Palio」に50もの屋台で湧く、恒例の「Festival le sagre astigiane」が開かれました。そしていよいよ2月28日から3月23日まで4週にわたり、冬バージョン「Le sagre invernali」の到来です!会場はEnofila(エノフィラ: corso Felice Cavallotti,45)、金・土19-23時、日曜12-14:30、いずれも売れ切れ御免で早めの到着がおススメです。各回5~6の地域観光協会が参加し、前菜・プリモ・メインディッシュ・ドルチェまで。一皿1.5ユーロ~6ユーロ弱で、地域の味覚を楽しめます。3月7-9日の週末は、同会場にて「Luna di Marzo(3月の月)」と呼ばれる、ピエモンテ産ワインの祭典も!ちなみに「Carne cruda(牛生肉のたたき)」は、慣れないとおなかがビックリする人もいるそうですので、この時ばかりは事前に整腸剤を用意するなど、美味しいからと食べ過ぎにはご注意を。各回の献立は、こちらから。(下記2013となっていますが、2014年版です)
http://www.doujador.it/calendario-sagre-invernali-2013menu-tutti/
【写真】 昨年9月の「Festival」より。トリノから臨時列車が運行されるほどのにぎわいです!
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-03 01:14 | 街歩き&お店(記述日現在)  

(勝手に)取材後記・その2 - 人が好き!Caffe'が好き!

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イタリア旅行情報サイト「Japan-Italy Travel On-lin」で連載している『アスティへようこそ!』 その第3回冒頭で紹介した自家焙煎も手掛けるバール「Ponchione(ポンキオーネ)」では、訪れるたび何とも言えないキラキラした時の流れを感じます。ピカピカに磨かれたエスプレッソ・マシーンはもちろんのこと、テキパキしたバリスタらの仕事ぶり、そしてカラフルなチョコやキャンディーの包みにいたるまで、店主エジーディオさんの「想い」が行き渡っているからではないでしょうか。「初めはね、あのカウンターがあるところだけの店だったんだよ。その頃はね、まだ余所(よそ)の豆を売ってるだけだったんだ。」・・ハタチの頃に、まったくの偶然から飛び込んだCaffe'(珈琲)の世界。おそらく持ち前の探求心が功を奏したのでしょう。納得の行く豆や味を求めて自家焙煎を手掛けるまでになったのは、ご本人にとって長い道程の「始まりの始まり」に過ぎなかったのかもしれません。先陣を切り、朝から接客を務めるエジーディオさん。腰を下ろすのは、客の引いたほんの束の間。大好きなCaffe'の香りに包まれて新聞を広げるのも、また至福のひとときなのでしょう。
『アスティへようこそ!』 http://www.japanitalytravel.com/benvenutiasti/top.html
(過去記事は、連載ページの最下部左にある「小都市を訪ねる旅 アルキーヴィオへ」から)
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by lavitaelevitiasti | 2014-01-25 01:26 | 街歩き&お店(記述日現在)  

カスターニャー・ニャー・ニャー・ニャー!

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休日以外、毎朝青空市の開かれるPiazza Catena。メインストリートCorso Alfieriの一本裏手にあっても意外と静かで、地元でも知らない人もいるようだ。しかし奥さんに頼まれた買い物メモを手にやって来る男性陣も多く、番号札を用意しているところもあって、まさにアスティの台所と言った人気の市場。「畑で作ってるものだけ」という人も多く、だからうちは桃だけです、そんな潔い屋台も。なかには店主の掛け声がひときわ元気に響き、遠くからでも聞こえる名物屋台がある。秋口あたりからは「カスターニャー・ニャー・ニャー・ニャー」と、お気に入りのフレーズで「栗、あるよ」と押しているのだったが、先日のこと、「カゼひきには、ビタミンCでしょ!」とばかり、各種みかんが山となったこの屋台を訪ね、「これ、種なしですか?」と尋ねたところ、予想外な質問だったのだろう、あの日以来、その掛け声は「mandarancio, senza se-mi- ! senza se-mi-! (みかんとオレンジの交配種:マンダランチョは、種なしでーす!)」に換わって、きょうも明るく市場で響いていました!
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by lavitaelevitiasti | 2014-01-12 04:34 | 街歩き&お店(記述日現在)