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冬は冬らしくないと、ne-!

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比較的温暖な今冬のAsti周辺。凍てつく寒さとはまた違う、冷えた湿気が重く漂っている感じ。このところ青空が広がることもあり、降りた霜が日中の気温上昇で湯気のように霞んでいます。葉の無い、視界良好のぶどう畑。太陽がのぞいたのが嬉しくて、思わず路線バスを途中下車。剪定途中のぶどう畑をまわりました・・ 革のブーツにもかかわらず! 湿った草木から、もわっ と熱気が放たれているのを感じます。先日は春の陽気に、アーモンドのつぼみを嬉しく見上げたりしたけれど・・。「いつ寒さが戻って来るか分からないからね。膨らんだつぼみが全部やられてしまえば、桃なんてどうなることやら・・」 「やっぱり寒いときは寒くなってくれないと。植物も大地も、厳しい寒さが菌の繁殖なんか抑えてくれるでしょう?花が咲いてくれないと、ミツバチたちだって困ってしまうもの・・」 農業・食に関する従事者の多いAsti周辺ですから、天気の話題ひとつとっても、大地や暮らしと深く結びついています。「ここにはノッチョーラの林が多いでしょ、だからミツバチが越冬できるのよ」と、指さす先に見えたのは、枝先で「かんざし」のように何かが揺れるヘーゼルナッツの木。今日は、その確認にバスを途中下車した訳です。なるほどー!
【写真】は、ミツバチが採取した花粉。まるでコスモス(宇宙)!未知の世界の入り口です。 
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-28 06:36 | 土地柄・人柄  

いいかげんは、好い加減!

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路線バスの運転手さんはたいがいローテンション勤務と思われ、大好きなCostigliole d'Astiへ連れて行ってくれるのはハンサム系のミルコさん、体の大きなジョージ・クルーニー、くわえたばこの・・(あれ?誰だったっけ?)、そして好い加減な雰囲気漂うエツィオさん。「逃しちゃいけない!」とバスを見るなり猛ダッシュで駆け寄ると、「走らなくても大丈夫だってー!まだバールでお茶するくらい時間あんだから!」と、エツィオさん。暑い夏は乗客の高校生に「アイス買ってきて!」と頼んでみたり、そんなフランクさが学生や児童からも大人気。特に小学生の女の子3人組は(なぜだか)エツィオさんが大好きみたい!まるで奪い合いのように代わる代わる運転席に近寄っては「学校でのできごと」を話したくて仕方ない様子、実に微笑ましい光景です。「Da Maddalena」では、一家総出で手作りアニョロッティづくりに忙しい月曜日。他愛もない会話の中で、「とにかく夢を実現することが大切なんだから!」と、カテリーナさん。袋に詰めてくれたアニョロッティをお土産に、帰路もエツィオさんの運転でした。
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-25 09:10 | 土地柄・人柄  

Astiならではの貴重な体験

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朝市、図書館通い、チョコレート祭り・・と誘惑の多い中(?)、温かな日差しにさそわれ、今年初めてぶどう畑を訪ねました。「友だちが剪定作業をしているかも!」再び長靴を取り出して、近郊線に飛び乗ります。畑に続く丘をワクワク気分で登り、振り返ると真っ白なアルプスの山並みが!「ぶどうの蔓(つる)は 1年でこんなにも伸びるの!」と、葉が落ちた季節だから良く分かります。人気のない畑の中では、収穫せずに残した房に蜜を求めて蝶が羽を休め、足音に驚いた野うさぎが大きくジャンプ!2時間ほどかけ、ぶどう畑のつづく丘陵散策を終え、友だちのお兄さんを訪ねました。趣味で本格的なグラッパづくりをしているのです。「おやじに習った当時の製法でね・・」とは、ぜひ詳しく伺いたいお話。今この人から聞かせてもらわねば、どこでめぐりあえるでしょう?縁あって知り合った日本から来た私ですが、ぜひ残したいお話です。Astiに居るからこその貴重な体験に感謝です!
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-23 07:19 | 大好きな友だちのぶどう畑  

Vale la pena di venire ad Asti !

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絵の具のきらめき、そのうつろい。これは「つづれ織り」で見事に再現された、ウンベルト・マストロヤンニ氏の原画がモチーフの作品をアップで撮影したもの。Astiの「Il Museo degli Arazzi Scassa(アラッツィ・スカッサ)」は、1900年代の絵画をモチーフにした大型でカラフルなつづれ織り作品を生み出す工房兼美術館(建築家:レンツォ・ピアノ氏の設計図がモチーフの作品も)。昨晩はAsti市民に向け無料開放が行われ、再び美術館を訪ねました。「アスティへようこそ(第1回)」取材時には織り途中だったボテロ氏の作品が壁一面に掲げられ、すでの新作に取り組んでいるカティアさん、フランカさん姉妹。今夜は関連の講演会に出かけると、技術後継者についての話題にも。大型で重量ある作品、織りに忙しいおふたりが技術指導にここを離れることはできません。一堂に会した作品を、ぜひその目で。豊かな食の魅力に加え、Astiに足をのばす価値ある訪問先のひとつです!
【ご参考】美術館情報は、JAPAN ITALY Travel On-line「アスティへようこそ・第1回」情報欄
http://www.japanitalytravel.com/back/benvenutiasti/2013_09/09.html
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-20 08:32 | 街歩き&お店(記述日現在)  

ASTI IN TAVOLA! その1

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いつもお世話になっている印刷屋さんを訪ねると、思いがけず中から「やぁ!」と絵描き先生が現れました!あいさつもそこそこに、「そうだ・・」と、おもむろに本棚に手を伸ばす先生。取り出したのは「ASTI IN TAVOLA」・・食卓に、Astiを・・と言う、先生が挿絵を手掛けたレシピ集でした。まだまだ寒い日が続きますので、今週末は市場で手に入れた野菜類で、レシピ集から「カボチャとネギのスープ」に挑戦!刻んで煮込んで・・と良い調子だったところ、「あ!パルミジャーノ(チーズ)がきれてたんだ!」・・と、幸いチーズが手に入り、2日がかりで温かなスープをいただきました!刻んだネギを炒め、しんなりしたらカボチャとジャガイモのスライスを加え、火が入ったら出し汁と塩・胡椒・ニンニク・月桂樹を加えて煮込みます。(ミキサーにかけても、かけなくても)器に盛ってエクストラバージン・オリーブオイルをたらし、おろしたパルミジャーノで味を調え、できあがり。Asti県産オリーブオイルと共に、まさに「ASTI IN TAVOLA」で温まりました!
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-17 05:50 | 地域に息づく、味を知る  

チョコのイベント「CHOCOL"AT"」

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来週末にAstiを訪問予定でしたら、ぜひPiazza San Secondoにお立ち寄りを!20(木)~23(日)まで、チョコレートのイベント「CHOCOL"AT"」が開かれます(チョコレートとアスティ(AT)が掛かってますー) まだまだ寒い季節ですから、広場(Piazza)の屋外スタンドは9-15時で開店予定。小さな町ですから、甘い香りにつられて人波を追えば、自然と広場にたどり着けるでしょう。Astiでは「おもしろそうだから行ってみようか!」と言った感じで、気軽に参加できる家族向けのイベントが多く開かれています。旅とイベントが重なったら、これまたラッキー!土曜17時・日曜11時からは、チョコレートの歴史やテイスティングのレッスン。日曜15時からは、ウワサのアイドル(?)シェフDiegoさんによる、2-12歳児を対象とした料理体験レッスンも(予約・詳細、TEL:0141 592 640)。Costigliole d'Astiからは菓子店「Dolce Vita」も参加。ぜひぜひお楽しみください。まだまだ2月、温かなチョコレート・ドリンク「チョコラータ・カルダ」で暖を取りつつ、防寒対策をお忘れなくー!
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-15 23:06 | 食のイベント - Le sagre!  

みんなのおかげで

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大切な家族らをはじめ受け入れてくれた土地の人々にも恵まれ、支えられて元気に暮らしていることに心から感謝の毎日。アスティに移り住んでから、連日のように図書館に通っています。観光の講座の論文を書くのが主な理由でしたが、書店では見つけることのできない資料にも触れることができるから。土地柄「ぶどう栽培」に関するものも多く、友だちが色々おしえてくれたこと「もっと深く理解したい!」そんな理由をきっかけに、本棚に手を伸ばします。先日はこの友だちのおかげで、まさに探していた資料にたどり着けました。日本で言う「閉架図書」ですから、本棚を見回すだけでは決して見つけられなかった代物です。貸出不可。図書館通いの目的が増え、時間をやりくり。じっくり読んで、知りたかったことを手書きで写しているところ。様々な人に助けられ、ここまで歩みが進んでいます。街では「アリガトー!」と呼んでくれる人まで!みなさん大切な家族のような存在です。こちらこそ、みなさんいつもありがとう! 【写真】 友だちのぶどう畑にて: 春を告げるアーモンドのつぼみ
【アスティの図書館:Biblioteca Astense】 木・金:8:30-20時、土曜は13時まで。(本日現在) 
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-15 04:34 | 土地柄・人柄  

ぶどうの木ごとに見極めて

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芽が出るのも、虫がつくのも、枯れて行くのも・・ 「植物の成長の循環」を見届けることに関心がある私にとって、友だちのぶどう畑での体験はとても貴重なものとなっています。初めて連れて行ってもらったのは、マイナス26度を記録したと言う2年前、三寒四温のつづく頃。今にも雨粒が落ちて来そうな空のもと、葉を落とした木々の美しい梢を見上げるように斜面に広がる、ぶどう畑。朽ちたぶどうの葉の間に下草の緑と、開き始めたアーモンドの薄桃色のつぼみが、春の訪れを感じさせました。ハサミを手にした彼がまず見せてくれたのは、ぶどうの木の今後に大きく影響すると言う「Potatura(ポタトゥーラ)」と呼ばれる剪定(せんてい)作業。木ごとにその健康状態などを見極めて適切な成長へと導く、とても重要な作業です。その大半が樹齢90年を迎えると言う畑ですから、成長や実り、ひとつひとつに喜びもひとしお。長命なぶどうの木と共に歩む人生が、ここにはあります。
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-14 00:24 | 大好きな友だちのぶどう畑  

よっ、粒ぞろい!

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こちらイタリアでも市町村合併などが進められており、町の人はあまり話題にしませ・・ いや、したくないのでしょう。広ーいピエモンテ州の中心にあって、118の自治体を擁するここ「Asti県」ですが、いずれお隣とひとつ県になると言います。1935年に誕生した “ばかり” の「Asti県」。こだわっている人は、そんなにいない?・・いえいえ、口にこそする人は少ないけれど、ここは何より「118の粒がそろった、まるで “ぶどうの房” のような形」ですから、愛してやまない大切な領土。ほぼ中央を流れるタナロ川のおかげで、豊かな土壌が農業を盛んにし。また、丘陵地では日差しを浴びて渡る風の中、ぶどう栽培が大きく発展しています。個性豊かなぶどうの房を、地図でたどって、また実際に訪ねてみてください!(国際空港のある)南仏Niceから(イタリア・ピエモンテ州)Cuneo県経由で、Astiへ。公共交通機関を乗り継いで、海に山に、ぶどう畑広がる丘に、そんな景色をたどる旅も楽しいですね!
【ご参考】 ドイツ国鉄「DB BAHN」から、国際列車の時刻表検索も。http://www.bahn.de/i/view/GBR/en/index.shtml
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-12 07:21 | アスティへようこそ!  

冗談大好き!

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県版ページ(地域情報)が充実している、イタリアの全国紙。私の情報源は主にバールの新聞なので、朝から町の長老らと奪い合うように読んでいます。日曜の「LA STAMPA」紙・Asti県版には、親しみあふれる絵柄とユーモアで笑顔を誘う「ひとコマ漫画」が掲載中。ある日「作者にお話を伺いたいのですが・・」と新聞社を訪ねると、「ハイ、これ!」とあっさり自宅の連絡先を下さったのでビックリ!おそるおそる “絵描き先生” に連絡をしたところ、ずいぶんと話が弾んだ辺りで急に「ところでこの番号はどうやって?」と聞かれ、ドギマギしてしまいした!冗談が大好きなAstiの人々。まるで朝日新聞・県版の「千葉笑い」のような・・と言ったら、伝わるでしょうか!?その選者である神津先生・遠藤先生のような、和やかなユーモアを好む Astiの “絵描き先生”。その作品は、食のイベントなどを中心に町で見かけることも多いので、写真をヒントに探してみてはいかがでしょうか。
ご参考 【千葉笑い】 http://www.asahi.com/area/chiba/articles/list1200021.html
いやー、「どどいつ」とか、結構はまりますよ。日伊の笑いの重鎮から、目が離せません!
両先生方、愛読者のみなさま。元アシスタントは、イタリアでも笑いを追っかけてますー。
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by lavitaelevitiasti | 2014-02-11 01:33 | 土地柄・人柄