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花かざりで街歩き

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どうにもこうにもAsti周辺が好きなので、時間を見つけては路線バスに乗り、ぶどう畑広がる丘へと向かっています。お腹が空くとたいがい勘がにぶるので、そこだけには注意して、元気に「はじめての街歩き」スタート!ガイドブックを持っていない・・どころか、こちらでも紹介されてないような場所なので、バールなどでのリサーチを欠かさず、「土地の人の物差し感覚」と、勘を頼りに歩いています。ここで大切になって来るのは、やはり「思いきり」なのでしょう。「この土地が好きだから、もっと深く知りたくって!」・・これ以上に自分の気持ちを表すものはありませんし、と同時に、これほど土地の人に喜んでもらえる表現があるでしょうか!自ら興味が湧くと、知りたい気持ちから夢中になって情報収集しますよね。「好きこそものの上手なれ」が、事態をどんどん好転させます!
【写真】は、カネッリの祭りで会った女のコ。私もまねして「花かざり」姿が、プロフィールの写真です!
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by lavitaelevitiasti | 2014-06-30 05:36 | 周辺旅情報(記述日現在)  

つながり・深まり・さらに広がる

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人生には、素晴らしい出会いがたくさんありますね! - Costigliole d'Asti : 日本 : トリノのSan Salvario地区 - 以前グイドがトリノで連れて行ってくれたお店がとても気に入っているので、その後も何度か訪ね、今日もランチに訪ねました。ふと本棚に目をやると、日本語で書かれたICIFのレシピ集がありました。「なんでここに?」と不思議に思いつつ開いていると、「何書いてあるか分かる?」と、店の人に声を掛けられました。グイドと来た時から、お会いするたび何度か話したことのあったこの人こそ、この本のフォトグラファーだったのです!そして、このレシピの翻訳などを手掛けられた日本人スタッフの方こそ、まさにこのコスティリオーレでグイドら家族の元へ引き合わせてくれた人!なんたる偶然!楽しい人との和と輪が、さらにつながり・深まり・広がっていきます。Grazie mille !!!
※「ICIF(Italian Culinary Institute for Foreigners)」とは、Costigliole d'Astiにある、外国人のための料理研修機関です。
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by lavitaelevitiasti | 2014-06-25 22:19 | Costigliole d'Asti!  

地域に息づく味を知る、その4

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きょう6月24日は、トリノの守護聖人「San Giovanni(サン・ジョバンニ)」の日。「この季節に出回るの!」と、トリノからやって来たマリーナさんは、エプロンと同じ色のコロンとした「San Giovanni(サン・ジョバンニ」品種の梨を7kgも用意していたのでした。(この特別授業などを主催する「Le donne del vino del Piemonte」特性エプロンだとか!ステキですね!)

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種と軸の部分をのぞき、赤の発泡性デザートワイン「Brachetto d'Acqui(ブラケット・ド・アクイ)」を注いで煮込みます。そこへ会場となった料理学校ICIFの男性講師がのぞきにくると、「まだまだキッチンは男性社会だわね」と、応酬が始まりました。しかし、まるで旧知の友のようなコンビネーションに、キッチンは笑いで包まれます。

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白の発泡性デザートワインで煮込んだものは、ミキサーにかけ。砂糖をカラメル状にしてまぶしたものと、全3種のジャム類が完成です!まだ熱いうちにひっくり返して、密閉のための真空状態を促します。鍋に残ったワインのシロップも、美味しいこと!季節の野菜や果物には、様々な楽しみがありますね!
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by lavitaelevitiasti | 2014-06-24 23:34 | 土地に根付いた味を知る  

地域に息づく味を知る、その3

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ピエモンテの郷土料理のひとつ、小さな詰め物をしたパスタ「アニョロッティ」ですが、生地をつまむように仕上げるこのタイプは「アニョロッティ・ダル・プリン」と呼ばれています(※アル、デル、と呼ばれることも)。生地に「卵黄を多く練り込む」特徴がありますが、粉との分量は、まさに様々。しぼり袋の無い頃の名残で、マリウッチャさんは、詰め物を直につまんでパスタの上に並べて行きます。

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「ちょっぴり作ったって、なんてことないの。作るときにはドカッと作るのが、美味しいのよ!」・・そう、大量に作れば作るほど、その作業はもちろん、手がそのちょうど良い分量を、美味しい秘訣を自然と覚えるのですね。詰め物がしっかり味付けされているから、バターにサルビアの香りを移したシンプルな味付けでいただきます!

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レストラン開業間もなく川の氾濫被害に遭うなど、それぞれの元へ訪れた困難を乗り越えて、今のステキなマンマたちがいます。「愛することと料理には、脇目を振らぬ情熱を持って臨みなさい」とは、ダライ・ラマのことばですが、まさに「料理は愛情!」(結城先生)、相手を思いやる気持ちが、料理の腕をより一層上げてくれるのですね!
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by lavitaelevitiasti | 2014-06-23 23:17 | 地域に息づく、味を知る  

地域に息づく味を知る、その2

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真っ白なエプロンの下から、まるでミニー・マウスのようなワンピースがのぞいていた、マリアさん。キッチンに立ち、丁寧なお仕事をされているのが、話の端々から感じられます。この授業にさきがけ、鍋を6時間火にかけて良質のゼラチンを取ったそう。

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涼しげな一皿。季節の彩り、ゼラチンの風味をさらに活かすソースを添えて。下ごしらえはもちろん、デリケートな料理だけに、テーブルに運ぶ直前まで温度を気にかけ、大型冷蔵庫とキッチンを行ったり来たり。他の参加者らが食卓に着くなか、ひとりキッチンまでカメラを持ち込ませてもらったのは、マリアさんの料理にこめる愛情を近くに感じたくて。

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他の講師のレッスンのときも、近くでアドバイスをしてくれたマリアさん。「ぜひ、うちにもいらっしゃい!」 ・・ 84歳、2年ほど前には現役50周年のお祝いをしたそう。やさしい味付け。アスティのマンマの味に触れる、素晴らしい機会をいただきました。Grazie mille!
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by lavitaelevitiasti | 2014-06-23 06:53 | 地域に息づく、味を知る  

地域に息づく味を知る、その1

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きょうは10年ぶりにCostigliole d'Astiにある「ICIF(外国人のための料理研修施設)」で、再び生徒として郷土料理を学びました。ここへ通ったのは、2004年の6月18日からだったと記憶するので、丸10年が経過したことになります。2年ほど前からAstiへ戻り、地域を取材し日々発信していることが認められ、各地からやって来たイタリア人らと共に、この地域に根付く味を、地元の女性シェフらから伺いました。

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トップバッターは、カカオと(アーモンド粉を使った軽いクッキー)アマレットなどでつくるプリン状の菓子「Bone't(ブネッ)」。講師を務めた孫の堂々とした姿に、終始安心した様子で温かく見守っていたアンナさん。

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「私が姑から習ったのは・・」 取り分けられた「Bone't」を前に、各家庭のレシピなどが話題に上りました。同席したのは、このイベントを主催する、ピエモンテ州でワイン関連産業に携わる「Le Donne del vino del Piemonte」の方々、そして・・ つづきは、また明日!
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by lavitaelevitiasti | 2014-06-22 07:30 | 地域に息づく、味を知る  

こんな時間が流れてる

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ワールドカップ、イタリア2試合目に湧く今日は、こちらの夕方6時キック・オフ!気持ち良い週末になだれ込むハズでした・・が、Astiは静けさに包まれた夜を迎えています。お医者さんにススメられたのを機に、まるで「ひとつ覚え」かのように、カルネ・クルーダ(生肉のたたき)を欲しています。以前は、表面が白っぽく変色しているとビビッていたのですが、レモン汁の作用だと分かると、まったく気にならなくなりました。食べ慣れて来たのでしょう、お腹がビックリすることも、もうありません。「生」と言えば、この季節、道端のさくらんぼを本当に良く摘まんでいます。先日は訪問先で「おじいちゃんのだから!」と、こどもたちに手を引かれ、2本の大きな桜の元へ。すると、通りすがりのスクーターおじさん(?)まで合流し、せっせとのどを潤しました。・・それが、結構色が濃いのです。あぁぁ、こどもたちの口元がすごいことになってるなぁ・・と思っていると、私に近づき、ゴニョゴニョ・・上着の裾で手を拭っているではありませんか!まぁ、それもご愛嬌と言うことで!
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by lavitaelevitiasti | 2014-06-21 06:22 | 土地柄・人柄  

Come vi siete trovati ad Asti ? その1

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アメリカ大陸横断鉄道の旅など、学生時代から個人旅行を計画し、楽しんで来ました。そんなご縁から「ヨーロッパ個人旅行手配」の職に就き、お客さんそれぞれが抱く「夢(旅)の実現」に携わらせてもらいました。

そんな経験と共に、「個人旅行は移動とことばの問題をクリアすれば、グンと身近なものになる!」との思いから、運転手つきハイヤー・サービスを使用した、日本語アシスタント同行の旅を提案しています。

ピエモンテ弁交じりで冗談を飛び交わす、土地の人たち。
そんな土地の人の心にふれあう旅へ出かけませんか?

日本語アシスタントを介して、土地の人の心にふれ合う交流を。また、イタリア語を習っている方にとっても、さまざまな場面で実践的な会話のチャンスとなるでしょう。

さて。ここで、アスティをを訪ねてくれた方々から届いた感想をご紹介 ・・

イタリア長期留学中-50代女性
アスティ訪問回数4回くらい。一度を訪ねた時に気になり、もっとじっくり訪ねたいと思っていた。アスティ市内散策、田舎でぶどう畑も散策、お土産選び、食べ歩き、カンティーナ訪問や試飲会などにも参加。来るたびに発見があって、とにかく楽しい!

イタリア短期留学中-60代男性
6月の週末。イタリアは何度も来ているが、こういう田舎の方は初めて。アスティ市内をちょっと散策、ぶどう畑広がる丘のドライブ&カンティーナ訪問。静かなぶどう畑では、上空を飛来する飛行機の音が遠くに聞こえるだけ。こういうのが好きだ、と感じた。急きょ決めた旅だったが、訪ねて良かった。これまでの疲れが取れた。
シチリアとローマに1か月超滞在した後だが、耳が慣れないからか、ここでは日本語アシスタントに入ってもらってよかった。


日本から-60代女性
1回目:学生時代からの友人と、2回目:近所の人と、いずれも8月末の1泊2日。アスティ市内で朝市などを散策、地元の人に混じってアペリティーボ(食前酒)を楽しみ、ぶどう畑広がる丘をドライブ&カンティーナ訪問。ちょうど白ぶどうの収穫時季に重なり、急勾配のぶどう畑で働く人たちやカゴに山と摘まれたぶどうに圧倒された。地元の人に混じって、めずらしいピエモンテ料理にも挑戦。何よりイタリアの人の「ふだんの暮らし」が見れてよかった。帰国後はテレビ番組でイタリアが取り上げられる度、身近に感じられるようになってますます嬉しい!また行きたい!
思いのほか英語が出て来ず、日本語アシスタントが入らなかったら、どうなっていたことやら?

日本から-30代男女
新婚旅行を兼ね、旅程にアスティを加えた。3月初旬の1泊2日。アスティの市内散策で買い物なども。何も知らずに来て期待してなかった分、全部がうれしい発見。路線バスで丘を越え、アルバ方面を訪問。アスティは住みやすそうな町で、食事は量も味付けも軽めでよかった。旅の疲れが出る頃だったので、ゆっくり過ごせて良かった。


日本から-30代女性
11月下旬、1週間ほどの休暇を利用して。アスティ市内を散策。小さくて暮らしやすそうな印象。最後の紅葉が残るぶどう畑を越えて、白トリュフなど秋の味覚を楽しみに郊外のレストランへ向かった。予想以上に冷え込だりしたが、大満足。食事はどれも美味しく、ワインが飲めたらさらに楽しいんだろうなぁと思った。帰国後、訪ねたレストランがテレビ番組で紹介されたので、びっくり。なつかしく思い、さらに身近に感じるようになった。
イタリア旅行対策に携帯のアプリやガイドブックなど色々用意してみたけど、とっさにその場で確認できないので、日本語アシスタントが心強く助かりました。


日本から-50代男性
8月下旬の1泊2日。ホテルの朝食を断って、町のバールでイタリアン・スタイルの“甘い”ブリオッシュとカップッチーノの朝食に挑戦!地元の人に混じってアペリティーボ(食前酒)したり、なんだか不思議なようで、おもしろかった。カンティーナ(ワイナリー)では生産者の家族と一緒にぶどう畑を回ってから試飲もしたので、思い出深い。郷土料理(小さなラビオリ、アニョロッティ)も口に合って良かった。どこまでもつづくぶどう畑も、すごかった。帰国後テレビでイタリアが紹介されたりワインを飲んだりすると思い出すことも多く、また行ってみたい。

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by lavitaelevitiasti | 2014-06-19 06:32 | ★来て・見て・良かった!  

麦秋を迎えています

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森や畑、ヘーゼルナッツの林なども多く残るCostigliole d'Astiは、そのぶどうの作付面積がピエモンテ州でも随一と言われる土地。まるで日本の水田のように隣り合って広がるぶどう畑ですが、丘の上には森や集落を残し、丘と丘の間にはトウモロコシ畑-粉を挽いてポレンタにしたり、家畜のえさに、そしてこの季節は干し草を大きなロール状に集めたものが広大な草原に転がっています。緑の美しい季節、モザイクのように連なるぶどう畑の間に、ところどころ茶色い柄が見えています。「麦秋」-麦が、実りの時を迎えているのです。この週末、再びCasina Cirioのカンティーナを訪ねました。膨らみ始めた、ぶどうの粒がつやつやと若草色に輝きます。「せっかくだから・・」と、Costigliole d'Asti周辺をめぐるドライブへさそってくれました。丘の上の教会から眺めるAsti市街、そしてフランス国境から連なるアルプスや、イタリア半島の南北に走るアペニン山脈まで見渡すことができました。隣町Calossoからへ入ると丘の傾斜は厳しくなり、ほぼぶどう畑と森だけの景観に。それぞれの土地に、適した耕作が行われているんですね。Astiへお越しの際は、ぜひぶどう畑広がる丘へも、足を伸ばしてみてください!
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by lavitaelevitiasti | 2014-06-16 20:45 | 周辺旅情報(記述日現在)  

パッパー!

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なんとはない日常に、うれしいことが訪れます ・・ 暑い日が続き、路線バスに揺られて髪を切りに出かけました。以前住んでいた田舎町へ、お世話になった人たちに、また会いたい頃でもありました。変わらぬ時間が、いつもそこにはあるのです。バス停へと向かう帰り道、「パッパー!」と一台の車が停車しました。「Ciao, Masae!」見れば、友だちのお兄さん ・・ いや、今では彼もまたすっかり友だち ・・が、麦わら帽子の私を見つけ、声を掛けてくれたのです。週末は、降雨予報。昔ながらの(ぶどうの寄生菌病予防のため)硫酸銅散布のため、ぶどう畑へ向かう途中とのことでした。その翌日・・ 市場からの帰り道、再び一台の車がゆっくりと停車しました。「Ciao, Masae!」そこには、嬉しそうに顔をのぞかせる友だち(お兄さんの弟・・分かりづらい?)の姿が。「パッパー!」と鳴らさないところがまた、この兄弟の個性を物語っているよう。この町に暮らしていても、いつもぶどう畑で会うから、なんだかいつも以上に嬉しい再会となりました! 【写真】今日は「父の日」。日本の父、そしてイタリアの父のような兄弟へ。クレマチスの花言葉は「心の美しさ」。まさに、そんな三人なのです!
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by lavitaelevitiasti | 2014-06-16 07:47 | 土地柄・人柄