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みんな誰もが

朝8時。いつものようにマニュアル車の運転教習を受け、「キャベツの銅像」のある広場でおなじみ(こちらの友だちによる命名)Piazza Catenaの朝市に向かいました。

「おう、どうしたんでぇ?金曜も土曜も顔を見せなかったじゃねぇか!」と、いつもの農家のじっさまが飛び出てきました。いつの間にか、私も常連さんの仲間入りのよう!


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甘みのある彼らのニンジンが大好きで、家に戻って包みを開くとカタツムリも一緒!しばらく遊んで=【写真】=晴れ間が見えると、ベランダからと散歩へと出掛けて行きました。

それでは私もー!とばかり、いつもの路線バスに揺られて大好きなコスティリオーレへGO!

私にとって路線バスの運転手さんは、観光案内所のような存在。新たな旅のルートから地域情報、ピエモンテ弁講座まで。きょうは「おめぇーイタリア語うまくなったな!」と、「ジェローゾ・バス社のジョージ・クルーニー」こと、ヴァルターさんとおしゃべり。


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「マニュアル車の運転がねー」なんて話し出すと、「誰だってさ、初めから何だってうまくできる訳じゃないじゃん?だったら教官の仕事が成り立たない訳でさ、だからいいんだよ。」

私にとって路線バスの運転手さんは、良き相談相手でもあります! GRAZIE !!!

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by lavitaelevitiasti | 2014-09-30 18:00 | 土地柄・人柄  

タイム・スリップ!

おそく起きた日曜の朝、アスティを貫くコルソ・アルフィエリ(Corso Alfieri)へと向かいました。大規模サグラ、パリオにつづき、9月の第4週末には、職人市が開かれるのです。



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【写真】「私にもやらせて―!」 ・・ こどもたちに大人気、人形遣いのおじいさん。

アスティ中心部に残る中世の街並みを活かした、この祭り。おもちゃや楽器、木工・鉄工、染物・編み物、栗売り・郷土料理などなどの屋台では、みな昔風衣装でお出迎え。貴族姿のカップルと行き交えば、こどもたちは大興奮!ぜひ、わが家のレツゴー3匹(姪&甥)を連れて来てあげたい!!!

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昨年9月より、私はイタリア旅行情報サイト「JAPAN-ITALY Travel Online」にてアスティ周辺地域を紹介する「アスティへようこそ! Benvenuti ad Asti」の連載を担当しています。この7月は近郊の町:ニッツァ・モンフェッラートを紹介。そこで人気の「ファリナータ」の屋台が、きょうはアスティで出張開店していました。あーっ!見覚えある面々の顔が見えます!(掲載記事については、下記リンクを参照ください)

ひよこ豆の粉を水で溶いたものがベースで、ほのかな塩味がうれしい、この一品。
大規模サグラでも大人気!9台もの専用釜がフル回転だったと言います。それでも長蛇の列で、泣く泣く断念・・ していたので、これはラッキー!

大きな円形の鉄板に流しこまれた生地は、薪で15分ほど焼かれて、みんなの元へと届けられます。うっすらと漂うローズマリーの香りがアクセント!


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運営するのは、ニッツァの観光振興会。彼らのファリナータは、ニッツァの町で第3日曜に開かれるアンティーク市、その会場ガリバルディ広場の一角にある専用小屋で、月に一度味わえます。もちろんニッツァでは、多くのレストランのメニューに「ファリナータ」が。

ニッツァ・モンフェッラートなど、アスティ近郊への旅を紹介した「アスティへようこそ! Benvenuti ad Asti・第6回」記事は、こちら。
http://www.japanitalytravel.com/benvenutiasti/top.html
過去の連載記事と合わせて、ぜひご覧ください!(※上記リンクページ末にある「小都市をめぐる旅 アルキーヴィオへ」から、さらに各記事につながります)


先日、新たにアスティ周辺を紹介する活動を始めると言う方にお会いしました。この地域の良さが、どんどん広まっていくと嬉しいですね!

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by lavitaelevitiasti | 2014-09-28 20:10 | 街歩き&お店(記述日現在)  

コスティリオーレ・ド・アスティのお城で写真展!

Costigliole d'Asti(コスティリオーレ・ド・アスティ)のお城にて、写真展『SCATTI di "AUTORI"』が開かれています。幸いにも声を掛けていただき、私も参加しています。
初めての体験ですが、大好きな友だちのぶどう畑で撮りためて来た情景の中から選んで出品。友だちも喜んでくれたのが、何よりもうれしいこと!

11月3日までの土曜(16-19時)、日曜(10-12:30&15:30-19時)無料。
会場の「カステッロ・ディ・コスティリオーレ・ド・アスティ Castello di Costigliole d'Asti」へは、アスティ(Asti)から路線バスやタクシーで約30分。
ぜひ、足をお運びくださいー!


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【写真】落成式を彩るのは、庭先から持ってきたと言う季節のフルーツざくろや野菜たち。

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肌寒い早朝に家を出て、ぶどう畑を散策。落成式後の夕食会まで、一日中大好きなコスティリオーレに居れたのだから、なんてシアワセ!

【写真】丘の向こうには・・ 夕焼けをバックに浮かび上がる、アルプスのシルエットが待っています。

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by lavitaelevitiasti | 2014-09-27 23:50 | Costigliole d'Asti!  

深い霧がかかった朝は

パリオが過ぎれば、翌日はすっかり秋の気配。去年も、その前も・・ パリオは、いわばアスティで迎える「秋分」のよう。今朝はアスティ中心部でも真っ白な霧に覆われ、ふとある光景を思い出し、大好きな友だちのぶどう畑を目指しました。

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水滴の芸術 - こんな日は、友だちのぶどう畑がキラキラと。クモの巣がつくり出す、美しい作品で輝いているのです=【写真】。

気温が上がれば霧は晴れ、水滴も蒸発して見つけることができません。湿ったミントの香りと共に、これが霧の朝のお楽しみ。


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陽が差し、蒸し暑くなってきました。友だちは草をほとんど刈らないので、足元はいつもふっかふか。だから畑の下草で、トレッキング・シューズの表面がぐっしょり!

ぶどう並木の奥まで行くと、いつもの野うさぎが。
じっとして、他の畑から聞こえてくるトラクターの音に耳を澄ませているようです。

草の生い茂る大好きな友だちのぶどう畑では、時折草を鎌で刈り、収穫など人手による作業。彼らの望む穏やかな暮らしの環境が、ここには備わっているのですね。

Bill Withersの「Where you are」と言う大好きな曲があります。
http://www.youtube.com/watch?v=zYgMWSsq41M
Where you are is where I want to be ・・ バルラの畑に、この畑を守る彼らに、私が抱く思いは野うさぎたちと同じだね!

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by lavitaelevitiasti | 2014-09-22 22:40 | 大好きな友だちのぶどう畑  

エースをねらえ!

パリオ当日。11時からサン・セコンド広場で行われた演舞に姿を現したのは、アスティの旗手のエースが集う、このカラフルな一団。

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個人演技のレベルも高く、旗は1本から3本、4本と増え、宙に高々と投げ上げます。これも日々の訓練の賜物ですね!また、年の離れた相手とペア組んで、掛け合いの複雑な演技などもあり、見ている方にもその緊張が伝わります。

【写真】左と中央のふたりは、どうやら親子なんでしょう。この後、大技を決めた息子さんをねぎらい、抱きしめ合って涙を拭う光景を目にしました。

 
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ほら、最後のこの組体操にも!いちばん上の段に、期待のエース、息子くんの姿が=【写真】。きっとお父さんの旗手姿に、あこがれを抱いて来たのではないでしょうか。
P.S. 今朝(翌日)の朝刊で気付いたのですが、お父さん、この最後の見せ場、組体操で息子の右足をガッチリ支えていたんですね。

こどもたちに混じり、旗手の間近に陣取らせてもらった私。近くに友だちのコがやって来たと思ったら、あまりの熱気に興奮したのでしょう。夢中になってピーピー笛を吹き始め、「Ale(アレー、がんばれー)!」と大きな声援を送り始めました!あーっ、私と同じ気分ー!ともあれ、来年は正面席を早目にゲットだー!


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14時からの時代行列には、楽器隊の先頭を切る友だちの姿を発見!地元の祭りに夢中になること、本当にステキ!


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行列を締めくくるのは、この美しいピエモンテ牛の隊列。先週のパレード同様、動物たちを人波であふれる町中に、そして大きな音のする場所へ連れて来るのは容易ではないでしょう。しかし、この地の命と暮らしを、そして産業を支える「我らが誇り」として欠かすことはできないとお披露目する、その心意気がまた素晴らしい!!! あらためて胸が熱くなりました。

この後、以前の田舎暮らしを支えてくれた薪売りのピエロさん夫妻らにも再会!まるで親せきの人に会ったような気分、とーってもうれしくなっちゃった!

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by lavitaelevitiasti | 2014-09-21 19:30 | 土地柄・人柄  

練習の甲斐あって

アスティで毎年9月の第3日曜に開かれる地域対抗競馬レース「パリオ」に先駆け、今夜はその前哨戦とも言える各地域の楽器隊&旗手による演舞大会が開かれました!


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去年はラッパの音に導かれるように広場を目指しましたが、今年は市庁舎に出向いて観覧席のチケットをゲット!審判員席の脇と言う、願ったり叶ったりで、思いがけず正面から見ることが出来ました。

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楽器隊も旗手も、みんな男女混成のチーム。長いこと熱心に練習を積んできから、息もぴったり!歓声と共に、自然と拍手が沸き起こります。

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私の友だちが所属する地域は、演技構成が高く評価されていました。それぞれのチームでリズムもメロディーも振り付けも異なるので、いつまでも見ていたくなる、楽しい夜! 

土曜2時からは、こどもたちによる時代行列。そしてパリオ当日、11時から旗手のエースによる演舞、14時から時代行列、レース本番は16時の開始予定です。いずれも、お見逃しなくー!


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by lavitaelevitiasti | 2014-09-18 23:20 | 土地柄・人柄  

この地で家族になろう!

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「9月になると、この土地をあげてのお祭りがあるんだ。とてもおもしろいんだよ、行ってみようね!」
アスティ近郊に移り住んで間もなくのこと、この地に迎えてくれた友だちが、こんな話をしてくれました。それがこの郷土料理の祭典とパレードから成る「Festival delle Sagre Astigiane 」。祭りのメインキャラクター「フォークおじさん」は、アスティの「絵描き先生」こと、すっかりおなじみ(?)アグレーネさんのデザイン。パレードは、こんな「リアル・フォークおじさん」からスタートです!=【写真】きのう階段から落ちちゃった・・と言うグアレーネさん、おだいじにね!


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郷土料理の屋台を出店する約50の地域が、季節ごとにテーマを決めてパレードをする楽しく、ほほえましい恒例行事。主役はこの地に生きる人であり、土地での厳しい暮らしを共に過ごしてきた家畜たち。牛も馬もロバもアヒルもウサギも豚も山羊も・・【写真】羊って、こんなでしたっけ!? 群れに後れを取らないように小走りなんかして、みんな本当にお利口さん!


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私にとってこのお祭りは、日本の地元の祭りと同じ!この日を待ち焦がれ、祭り当日は熱い思いが喜びと共に爆発! ・・ これって、すごいことだと思いませんか?

日頃、おしゃべりに興じる姿が目につくアスティの男性たち。そのひとりと結婚した私の母親世代の女性によれば、「アスティの男たちは特別よ、」とのこと。ともあれ、この笑顔 。 みな何とも言えない「いい塩梅」に年を重ねていくのでしょう=【写真】。

「ひと昔前」のスタイルがすっかり馴染んじゃうところもまた、いい塩梅。きっと幼い頃からおじいちゃんやお父さんたちの手仕事を見て来て、自然と覚えてるんだろうね。


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祭りの日、いつもと違う時間が流れているのは、どこも同じ=【写真】。

3000人もが練り歩き、土地の暮らしや文化を紹介するパレードは、まるで動く郷土歴史博物館!厳しい冬の寒さ、病害虫に見舞われたぶどう栽培、新天地アメリカを目指して村を出た者、戦争に赴かざるをえなかった若者たち・・ 明るく楽しいテーマだけではないところにもまた、この地に生きる人々の人柄が感じられます。

パレードに参加する友だち親子を見つけました。沿道には、それを追いかけるように撮影する伯父さんの姿も。 この体験が未来につながる予感!

そうだ私もこの地で家族になって、日々の暮らしをさらに楽しく、パレードにも参加しよう!!


P.S. このお祭り(サグラ)に参加してたよーと言う方いらっしゃいましたら、「イイネ」をクリックしてもらえると幸いです。開会式で「今年は海外からのお客様も多く、日本からも・・」と言うスピーチを耳にしたのですが、私自身日本の方とお目に掛かることができなかったので、せめてもの交流にと思いますー。

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by lavitaelevitiasti | 2014-09-14 20:33 | 土地柄・人柄  

ようこそ、世界最大級のレストランへ!

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地域約50の観光振興会による、アスティの郷土料理の祭典「Festival delle Sagre Astigiane」が始まりました!この祭りの主役は、地域の新鮮な食材であり、それらを育て、地域を支える農家のみなさん。この、いわば「世界最大級のレストラン」には、地域の人々はもちろん、イタリア各地、海外からも多くのお客さんが訪れます。


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ピクニック・テーブルを広げる家族、家族の分をまとめてテイクアウトするお父さん、手分けして買い出しに出かけるグループ、それぞれがお気に入りの郷土料理目指すその姿は、「トレジャー・ハンター」にも似た心境でしょうか。

初日は、深夜0時お開き。そして明日は午前9時から、これまたお楽しみ盛りだくさんのパレードが始まります。アスティの人たちは、朝に強くて元気ですよー!


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by lavitaelevitiasti | 2014-09-13 22:23 | 食のイベント - Le sagre!  

Buon appetito!

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【Disegno di Guarene】

年に一度のお楽しみ、アスティで開かれる郷土料理の祭典「Festival delle Sagre Astigiane」が、いよいよ開幕! パレードのある明日がメインの様にうたわれていますが、約50の地域観光振興会が出店する屋台料理は、今夜土曜の18時から!

祭り会場から徒歩5分ほどのEnofila(エノフィラ)では、昨晩から国内ワインの品評会「DOUJA D'OR(ドゥーヤ・ド・オール)」も開幕し、500を超える銘柄のワインやグラッパの試飲や食事(いずれも有料)、コンサートなども楽しめます。

お酒が苦手な方は、ぜひ料理メインでお楽しみください―! Grazie !!!

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by lavitaelevitiasti | 2014-09-13 12:56 | 食のイベント - Le sagre!  

深い愛が「通じ合う」

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「きみは、うちの子になるんだ」 ・・ そう言って、温かくこの地に迎えてくれたイタリアの家族がいます。食卓を囲むたび、本当に、この家の子のようになった気分で料理を取り分け、きょうの出来事などを話して、おしゃべりして笑い合い、おこられたり、あきれられたり、お手伝いしたり、スイカをかじったり、ひみつをおしえてくれたり!

日本の父は早くにお母さんを亡くしたそうですから、私自身は父方の祖母に会ったことはありません。だから父世代の友だちとそのお母様のやり取りを見るたび、「あぁ、きっとこんな風なんだろうなぁ・・」と、ちょっとした応酬や、からかい、いつまでも子を思う親の姿、またその逆の様子などを嬉しく眺めていました。

そんななか、どこからともなく届いた風の便り。 お母様が天に召されたと聞きました。
亡くなられた日も、葬儀の日も、いつものように私は彼らのぶどう畑を訪ねていました。

深い愛が「通じ合う」 - 9月9日は、そんな日になるのだと、年の初めの占いにありました。「なんだろう?」・・と思っていたことが、きょう、その当日になって分かるのです。

念入りに情報を確かめた上で「大切な友だち」に連絡。そして彼のお父さんであり、私にとっても「本当のお父さんのように大切な友だち」に連絡を入れ、メッセージを残します。

また、お父さんのお兄さんであり、つまりは「本当の伯父さんのように大切な友だち」(・・うまく説明できてませんね・・)に連絡を入れると、力強い声で電話に出てくれたので、ホッとして涙があふれました。

「3人が3人とも、誰かがまさえに連絡を入れたものだと思っていたんだ。だから君の姿が見えなかったとき、どうしたんだろう?と思ってたんだよ。本当にごめんね、君をうちの子のように思ってることには変わらないんだ!」

電話口で「あーん、あーん」と大泣きしている娘の、いたらぬ会話に一生懸命付き合ってくれて、ありがとう伯父さん!

ひと泣きしてホッとして。さぁてと・・と気持ちを改めたつもりでしたが、お父さんからの電話に、再び涙があふれます。

「いいかい、落ち着くんだ。あの日、何があったのかちゃんと説明するよ。 ・・  だからね、おばあちゃんは、まさえがいつも元気でいることを嬉しく思うはずだよ。だからもう泣いちゃだめだよ、君は笑っていなさい。」

本当のお父さんとおばあちゃんのように、いつも大切に思っていること。お父さんらの元から引っ越した後も、おばあちゃんがたまに電話をくれて励ましてくれたことなど、思い出せばきりがなく、私にとっては3人目の大切なおばあちゃん。

「そうだね、たしかにそうだ。君は実にすばらしい関係を築いて来たんだ。おばあちゃんはいつも君のそばにいるよ、だから元気を出すんだ!」

日本の家族同様、とても大切に思っているイタリアの家族へ。家族のように温かく迎え入れてくれたことに、いつも感謝してること。その思いをあらためて伝えることが出来た、きょう。彼ら家族とさらに深い愛が通じ合い、新たな良い関係が始まりました!
Grazie a nonna, Grazie alla mia famiglia! ありがとう、みんな大好き!

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by lavitaelevitiasti | 2014-09-09 22:35 | Piacere!(はじめまして)