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なにはともあれ、アニョロッテ!

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月曜は、ピエモンテの郷土パスタ「アニョロッテ・デル・プリン」の日。マンマと一緒に、ただひたすらにこの詰め物入りパスタをつくっている。

観光ガイドの講座を修了し、最後まで心置きなく参加できるようになった。

92歳を筆頭とするマンマらに混じっての流れ作業。パスタ生地が乾かぬうちに、手際よく生地を伸ばして詰め物を載せ、指でつまんで成形してカット。

手を止めず、お口も止まらぬ雑談の中に多くのヒントが隠されてる。
とても遣り甲斐のある、手仕事。気付けば、あっという間に5時間も6時間経ってていた!



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by lavitaelevitiasti | 2015-06-29 21:21 | 地域に息づく、味を知る  

浴衣でお出かけ!

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白い綿絽地に萩の葉が映えるこの浴衣、手縫いで仕立てた2着目のお気に入り。

友だちに招かれ、私の3番目のおばあちゃんと食卓を囲んだ席でも着用し、とても喜んでもらった思い出の浴衣。

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実はもう一枚とっておき白綿絽があり、シンプルな南天柄が気に入っています。色々確認したいこともあったので、和裁を専門にする小学校の同級生のお母さんに縫い上げてもらいました。

そんなとっておきを羽織って、きょうは大好きな友だちのところへ。

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母と一緒に彼らの元に招いてもらったのは、夏の終わりの頃のこと。「風のよく通る家だったねぇ」 そんな印象が残る母が、後日贈ってくれた風鈴を届けに訪ねたのです。

「待っているから、おいで」 鎧戸の隙間から差す光、涼しいレンガ造りの家。
畑から戻ったお昼休憩。思いがけず浴衣姿の私が訪れて、さぞかし驚いているようでした!

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地元が漁師町だけに、それは魚の親子が見え隠れするかわいらしい風鈴。
「どこに吊るそう・・」 うれしそうに眺め思案する様子に、私までうれしさがこみ上げます。

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「そもそも、日本のどこ出身なんだっけ!?」 そう言って、2階から古い世界地図を持って来た友だちに、「ここだよ!」と指差すと、大きな矢印を引っ張って、「MASAE」と書き込んで、大笑い。 楽しい人です!

さらなるつながり、丘の向こうから風鈴の音が涼を伝えてくれそうです。ARIGATOU !!!

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by lavitaelevitiasti | 2015-06-27 17:30 | 土地柄・人柄  

前途を祝して!

公認観光ガイド講座の打ち上げが開かれ、友だちの運転で、会場となるクラスメイトの家へ。これまで未踏だったアスティ南東部は、コスティリオーレともまた異なる美しいぶどう畑の風景が広がっていて、これまた色んな発見が待ってる予感!


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レンガ組の邸宅が並ぶ小さな田舎町。前を通り過ぎるだけでは気づくことのない、広い庭の奥には、まるででインテリア雑誌に登場するような光あふれるステキな暮らしがありました。

ひとを迎える、ちょっとしたこころづかいがうれしいな。麦の穂やひまわりを積んでかざったり、ちょっとひと手間。白ワインで作ったオリジナルのサングリア、前途を祝してカンパーイ!



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フェリエ(休暇)に入る人も多いので、「またねー!」の気分でもありますが、講座を修了し、またそれぞれの生活に戻るのです。

近いうち、またみんなで集まろうよ! 誰もがそんなことを口にしていました。
今回の参加者のなかには、講師の先生や学校のスタッフも。それだけ心地好い関係を築けたと言うこと。すばらしい!


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発見の多い日々。すてきな仲間との出会いをはじめ、すべてにこれまた感謝です!

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by lavitaelevitiasti | 2015-06-26 23:59 | アスティへようこそ!  

Tutti siamo verdi all'inizio !!!

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大切な試験のつづいた6月、ほっと一息。大好きな友だちのぶどう畑へ戻る。
この4月からは車で移動するようになり、駐車スペースの無いぶどう畑では、友だちが困らないようにと、頃合いを見たりして訪ねている。


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だから、こんな影の出来る19時をまわってから訪ねてみたり。
丘の上の細い田舎道では、家路へと戻るトラクターなどと行き交う。だからやはり、頃合いを見るのは大切だ。

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振り返れば、まだまだ強い日差しが照りつけてる。この畑よりも日照時間の長い、友だちの別の畑では、ぶどうの成長も一歩進んでいるかもしれない。

あっちの畑も駐車スペースがないから、時折訪ねることにしている。


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花が咲き、受粉を終えたぶどうの実が、強い陽射しの下(もと)グングンと育ってる。
黒ぶどうもみんな、はじめは緑。緑(verde)は、日本語の「青」、未熟も意味してる。

始めは、誰もが未熟なんだ、そしてそれぞれが、それぞれのペースで熟してく。
人も、ぶどうもおなじだね。大好きな友だちのぶどう畑を散策すると、いろーんな発見に恵まれる。 GRAZIE MILLE !!!

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by lavitaelevitiasti | 2015-06-24 21:00 | 大好きな友だちのぶどう畑  

公認ガイド修了試験!

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とりいそぎ、公認観光ガイドの修了試験をパスしましたー、とのご報告まで!

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受講希望者がとても多く、入学試験が行われたこの公認観光ガイド講座。授業時数400時間、2日間16時間にわたる修了試験を無事通過することが出来ました。かつて受講した地域振興を目的とした観光講座の講座は、全800時間+修了論文が必須でしたから、それに比べると、どうってことはない!?

それにしても、様々なバック・グラウンドを持ったクラスメイトと共に、イタリア語でイタリアの文化を学んだ日々は、かけがいのないもの。より良いガイドをめざし、これからも勉強をつづけます。

蒸し暑いなか丸一日アスティをめぐっての口頭試験は、体調を崩す人続出・・でしたが、さいごに嬉しいご褒美が待っていました! GRAZIE!!!

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by lavitaelevitiasti | 2015-06-23 18:21 | アスティへようこそ!  

ふ・し・ぎ・だー!

インターネットを利用すれば、さまざまな情報を手にすることが出来る・・けれど、それを受け売りに、人に伝えることはできない。

自分の目や耳で確かめて、自分のことばで伝えなきゃ! だから、いつもちゃんと人を訪ねて取材。ひとりではなく、同じことを何人にも確認している。



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一週間ぶりに、あのパン屋さんを訪ねる。もともとパンが無くても食事には困らない根っからの「ごはん」派の私だから、時間を見つけては訪ねている。

先週は嵐が続き、私の暮らすコスティリオーレと隣町を結ぶ県道は、地滑りのため封鎖中。
アスティへ出るのにも、農家を訪ねるのにも、大好きな友だちのぶどう畑方面を経由。

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「ところで、このパン、なんて言うんですか?」

「まぁ、田舎パン(カンパニョーラ)よねェ・・ ミッカとも言うし。ここらじゃ、グレッシアとも言うわね」

それにしても、3つの呼び名がぜんぜん似通っていない! それでいて、どの名前で呼んでも、この辺りでは通じると言う。

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伯父さんの元を訪ね、さっそく訊ねてみる。 ごひいきの店は、同じ。
「あのパン屋さんでね・・」 「あぁそうだよ、どれでも通じるんだ!」

それにしても、こんなに立派な田舎パン! 食べ切れないから、きょうもまた半分。
スカルペッタに最高な、食卓に欠かせない、この姿。ほのかな塩気、田舎パンと呼ばれるのも分かる気がする。おいしいんだなぁ!

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by lavitaelevitiasti | 2015-06-20 13:14 | 地域に息づく、味を知る  

障がいを持つ人の、活躍の場が増えました

人は、それぞれの家庭の中にとどまらず、地域社会のなかで育つもの。

アスティでは今日、障がいを持つ人の活躍の場が増え、新たなホテルがオープンしました。
時代行列の衣装に身を包んだ旗手の演舞や楽器隊、サン・ピエトロ地区を挙げて歓迎する様子が、実にすばらしい!


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このホテルでは、ダウン症候群をはじめとする若者がレセプションや接客などを担当します。彼らの職場として機能するほか、いくつかの部屋は彼らの生活の場としての機能も兼ねるそう。

彼らはまた、このようなプロジェクトが各地で普及を目指し、首相や(ローマ法王のいる)ヴァチカンなどを行脚したりもしています。

人が人に優しい国、イタリア。アスティは、さらにこういった「共に生きる」ことに対して開けているように感じます。今後、一緒に学んで行きたいと思います。

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by lavitaelevitiasti | 2015-06-18 00:57 | 街歩き&お店(記述日現在)  

特別になる

夏空、青空、星空、夕焼け、あけぼの ・・ 大好きな丘の上に、刻々と変化する大きな空が広がる。それは、形にとどめることのできない宝物。


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日が暮れはじめて浮かび上がる、アルプスの稜線。あの夏と同じ、タナロ川の遠く向こう。

あの丘で暮らす、その前に。ここでの暮らしを、ここからの景色を楽しもう!

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通うのではなく、コスティリオーレに暮らせば、何もなさそうで、実はみんなそろっていると分かる。足りないものを数えることもなく、ただ満たされてく毎日。

特別な思いを抱くコスティリオーレが日常になり、そしてさらに特別になる。



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by lavitaelevitiasti | 2015-06-17 21:54 | Costigliole d'Asti!  

気分はスッキリだよー!

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詰め物入り郷土パスタ「アニョロッティ」の、指でつまんで成形する「(デル)プリン」タイプづくりを学んでいます。

お手本となる地域のお母さんシェフらに師事し、なかでも「これぞ」という方の元に通い、観察から始め、仕上げの重要なカット工程に四苦八苦しながらも、観光ガイド講座が休みだったきょうは、「つまむ」作業にも加えてもらいました。

数をこなすことが大事なのだと思うから、真摯に取り組み、写真はお預け。

手がジンジンしてるけど、嵐の後に晴れ間の見えたこの空のようにスッキリ気分ですー!

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by lavitaelevitiasti | 2015-06-15 17:58 | 地域に息づく、味を知る  

温かく見守ってくれてる

ぶどう畑広がる丘がはじまる場所に移り住んで間もない頃から、イタリアの田舎での暮らしを、そして「こころ」を支えてくれている隣町の人たちがいる。


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地元でも、ごく限られた人が買い物する店、という個人商店がある。どうしても、この店、この職人さんの手に掛かった品が良い。それは、「信頼する人の元で品定めして買う」文化が根付いているから。

たとえば、「あそこはおいしいのよ、薪窯で焼いてるから」 ・・ そんなパン屋さんが人気。

「私の3人目のおばあちゃん」をはじめ、友だち家族もみんな大好きなこのパンを半分だけ買う。新鮮なうちに食べ切りたいから。
なんてパンなのか、知らない。名前なんて、もともと付けてないのかもしれない!
ドアが開くたび、リン!と音がして、裏から出て来てくれる店主。

製菓とパンの職人さん。自信があるから、商品は変わらない。焼いた分を、売り切る。

個人商店で、品切れは多い。売り残さないために。無ければ無いで、美味しいパンを明日の朝再び買いに来ればよい。

そんなおいしいパンが、友だち家族と暮らしをつなぐ。シルヴィアさん、ありがとう!


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きのうトリノ帰りに手にした新鮮野菜は、味が濃くって、とってもおいしい!
シャキシャキしたラパネッロ(二十日大根)。その美しく鮮やかな赤に、「”隣町の”おばあちゃん」のことを思う。

私の暮らしたアパートの向かいで、行き交う車を、街の往来を、いつも窓から眺めてる。

色が白くて、美人さん。窓の格子越しにおしゃべりしながら、ふと気づいた。その顔はいつもお化粧をしていて、真っ赤なマニキュアも!

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雨交じりで寒かったクリスマス。お父さんとの待ち合わせ、外に出て待っていた。

ちょっと遅れてるのかなぁ・・まだかなぁ?

「あぁ、ごめん、ごめん。私が連れて行くことになったよ。いま、向かいのおばあさんが電話をくれてね。君が寒い中、外で待ってる・・って」 そう言って、伯父さんが出て来てくれたっけ。

窓の格子越しから、ちゃんと見守ってくれてたんだ!

それから出かけた、家族で過ごすクリスマス。みんなで囲んだ温かな食卓と薪ストーブの思い出が、より深く刻まれてる。

シルヴィアさんのパンと共に。あたたかくておいしい料理をいただきながら、パンでお皿をぬぐうようにいただいた(スカルペッタ、と言う)。

みんな大好き、スカルペッタ! だってパンも料理も、本当においしいんだもん!

隣り町を訪ねる度、そんな恩人らとあいさつを交わす。その数が増える。通りの向こうから手を振られたり、通り過ぎる車がクラクションであいさつしてくれる。ARIGATOU !!!

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by lavitaelevitiasti | 2015-06-12 20:02 | 土地柄・人柄