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あんた、やるじゃーん!

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熱波でパソコンがダウンしそうだった時期は朝晩涼しいうちにパソコンを広げていたけれど、降雨があってクール・ダウンした今は、朝のうち、仕事前にお肉屋さんへと出掛けている。

基本、午前中のみ開いているお肉屋さんは、牛の飼料となる草やトウモロコシなどから手掛ける「agrimacelleria」。

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そんなこともあって、パン屋への買い出しが夕方になってしまった!
今朝は肉屋に出かける前に、なんとなく、でも「ゼッタイコレ!」と袖を通したTシャツ姿でパン屋へも足を運んだ・・ところ、見ている人は見ているのです!

気に入っているから着ている訳ですが、それがまた出会った相手も喜んでくれるんですから、ありがたいこと。
「超かわいいー、スヌーピー! あんた、やるじゃーん!」

パン屋・・あらため、何でも屋の(年配の)お姉さん、急に素の部分があふれ出ました。
たしかに、店の前には「ALL YOU NEED IS LOVE & DOG」のメッセージがありました。

ちょっとしたことが、相手の心を開くきっかけにもなるんですよね! やったネー!

# by lavitaelevitiasti | 2015-08-24 19:21 | 土地柄・人柄  

アスティ食の祭典! 今年もいよいよ―

アスティの「9月の第2週末」の恒例と言えば―?
そうです、アスティ県下約50の地域有志が参加する郷土料理の祭典「Festival delle Sagre Astigiane」

ふだん各地でそれぞれが振る舞う「スペチャリタ(ご自慢の料理)」が、この週末はアスティのピアッツァ・カンポ・デル・パリオ(広場)に大集結!

9月12日(土)18.30-
9月12日(日)正午・・ いや、フライング気味に早目に行ってみてください!
そしてチャンスは、すばらしいことに、もう一回!
日曜の夜ごはんも、ありまーす!

ランチの後には、歩いて10分、国内ワインの博覧会「DOUJA D'OR」会場に足を延ばしてみるのも。

日曜午前の、地域住民が参加する「ひと昔前の暮らしを再現したパレード」も必見でーす!

http://www.doujador.it/festival-delle-sagre-2015/


# by lavitaelevitiasti | 2015-08-23 14:15 | 食のイベント - Le sagre!  

!!! Make You Smile !!!

!!! Make You Smile !!!_e0320430_03550438.jpg

Make You Smile - あなたを笑顔に。泣くのをやめて、私自身が笑顔でいたら、降雨・雷雨予報が一転、心地好い晴れの日がつづいています。

季節の桃と、アーモンド粉が決め手のアスティの伝統菓子「アマレッティ」がそろったので、半分に割って種を取りのぞき、くだいたアマレッティやカカオを混ぜたものを詰めてオーブンへ。

今回は桃に下準備をするレシピでつくってみました! ゆで肉や、その出汁を利用したミネストローネ。山羊乳チーズなど、気付は地域の食にどっぷり馴染んでいます。ピエモンテ牛の肉を生で美味しくいただくこと、しかり。

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現在暮らす「コスティリオーレ・ド・アスティ(Costigliole d'Asti)」では、放牧された真っ白なピエモンテ牛が美味しそうに夏草を食(は)む様子が見られます。

丘の上で、木陰の涼しい谷間で。先日は同じ谷を車で通ると、ものすごい至近距離からノロ(鹿)が飛び出て来て、びっくり! 野うさぎやキジとの出会いも多く、暮らしと自然が近い・・ ここには自然の中に暮らしがあります。

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以前しばらく暮らした隣町では、越してからもう3年も経つと言うのに「アスティは、どう? 帰りのバスの時間は大丈夫?」と、今も親身に声を掛けてくださる人たちがいます。「アスティから、コスティリオーレに引っ越したんですよー。それに合わせて運転も始めて、きょうは車で来ました!」 そんな変化が、さらなる会話と交流をつなぐのです。

土地の人との交流を願い、大切に育んで来たからこそ、今もひとりひとりがよく覚えてくださっているのだと感謝しています。

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コスティリオーレに暮らし始めて、約3か月。アスティでの日々のように、ここでも人々が「ARIGATOU!」と声を掛けてくれるようになりました。どこからか、誰からか、日本人の私が越してきたのだと聞いたのでしょう。

ガラスのボトルを手に出かける水場でも、順番をゆずってくださったり、世間話をしたり。私の暮らしの日本語率は、こうやってパソコンに向かう時くらい。残り99%はイタリア語+ピエモンテ弁で、旅行者の多いこの季節はじゃっかん英語も。

青天の霹靂も、問題解決も、はじめてのお医者さんも、アニョロッティづくりも、お相手は、みなさん、外国人を含め、土地に生きる方々。

「あなたみたいな若い人に、このアニョロッティづくりを覚えてほしいのよ」
そう言って、土地のマンマやノンナ(おばあちゃん)は、優しく繰り返し基本をおしえてくれるのです。

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まどを開ければ、肌寒いほどの涼風が流れ込む夕べです。丘の上、風の通りの良い住まい。アスティ中心部での暮らしを2年ほど挟んで、再びぶどう畑広がる丘での田舎暮らし。覚えています、この季節、どこからともなくカメムシが訪ねて来るのを・・

追い返しても、追い返しても・・ なんでやねーん! あんた、どっから入って来たん??

# by lavitaelevitiasti | 2015-08-22 22:02  

こんなことって、あるんだねー

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青天の霹靂の様なできごとにびっくりして泣き出したら、呼応するかのように空から大粒の雹(ひょう)が降って来ました。

何が起こったのか分からないまま、思い返しては涙がこぼれた10日間。その度に雨が降っていたのが、気になります。

これはいけない。太陽の光と熱が、ぶどうの成熟にとーっても大事な季節。
ぶどう栽培を手掛ける大好きなともだちに笑顔をもたらすのが、私の役目!

時に、こころが引っくり返るような訳の分からない出来事が人生には訪れるようです。
しかし、それにも何かしらの理由があるのでしょう。

8月11日 - この日を境に、うお座の私に、飛び切りの出会いの季節が訪れるようです。

・・え? 占い?

とは言え、ふと、腑に落ちるような気がしました。あの日、相手自身もコントロールできないような ”何か” がこころに作用して、断腸の思いで、私に「新たな出会い」の季節をもたらしてくれたのだと思います。

だからこそ、何にも代えがたい豊かな時間や、この上なく深い愛情の込められたメッセージを事前にもたらしてくれたのでしょう。

いまはただ、時の流れに身をまかせるのも良いのかなぁ・・

と言って、だからお願い、そばに置いてね・・では何も変わらないので、真のこころの平穏を取り戻し、新しい出会いと共に、思い返して再び楽しめる人生を歩んで行きますー。

「大丈夫、落ち着いていれば何だってできるんだ」

そして再びレニー・クラヴィッツの『It Ain't Over Til It's Over』が、どこからともなく聞こえてくるのです。
https://www.youtube.com/watch?v=TmENMZFUU_0

人の目をよく見て。そんなアドバイスと共に、さぁ、いつもの私に戻りましょう!
ARIGATOU!

# by lavitaelevitiasti | 2015-08-21 20:57  

安眠を求めて!

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生まれ育った千葉の田舎では、ひんやりとした夜の砂浜で寝そべるように見上げていた打ち上げ花火・・を、今こうやって、ぶどう畑広がる丘から見つめている。

要するに「慣れ」なのだろうか?イタリアの人は、おおむね大きな音に寛容だと思う。
とにかくイベントの音量がハンパ無く、まさにこの1週間バガボンド的放浪生活を送っていたので、ブログを書こうかと言うパワーも時間もなく、友だちの家を訪ね歩いていました!


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【写真】花火大会を前にお城の前で開かれた、大夕食会の模様。Pro Locoと呼ばれる地域の観光振興団体(青年団)による料理は、どれも美味しいと大好評!!

8月のこの時季、海や山へとヴァカンスへ向かう人が多い中、各地で数日にわたり夏祭りが開かれています。思いがけず自宅向かいに「移動式遊園地」が来たものですから、その大迷惑(ユニコーン、なつかしいですねェ!)と言ったら・・ 照明の明るさと大音量に加え、DJの実況があおる、あおる! ・・なんで!?・・ それをことばではお伝えできないのが、本当に残念ー!

丘の上の友だちの家にお世話になれば、近くの宿で野外コンサートが開かれていたり・・ さらに田舎へと静けさを求めれば、夜間の雷雨に放牧中の牛があわてて鳴きまくる・・ と言う、みんなの温かな優しさに包まれた、楽しい日々でもありました。


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友だちの大好きなパンを求めて月曜の朝から出掛ければ、店は大賑わい。パン職人のご主人も店へ出て、焼き立てパンが飛ぶように売れて行きます!

暑い夏、熱いかまどの前で作業をつづけたご主人は、びっくりするほど丈の短いホットパンツ姿で店に出ていました!田舎町にある小さな商店・・ いや、「パン屋さんが日用品を何でも扱っているスタイル」と言うのが正しいでしょうか。
前夜から、70キロものパンを準備したと言います。

安眠を求め歩いた1週間。祭りの後の静け・・とはいかないのが、またここイタリア。
階下のバールからは、今夜も話し声が響くのでした。やはり、就寝前にワインを1杯あおった方がよいのでしょうか・・

# by lavitaelevitiasti | 2015-08-13 21:47 | 土地柄・人柄