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Brutto e Buono!

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畜産関係の父にピエモンテ牛関連の資料を送る準備していたところ、「アスティへようこそ!」で紹介した肉屋「Piemonte Carni」の気の良いふたりから「肉の部位を日本語でおしえて!」と声がかかり、資料や辞書、近隣に勤める料理人の友の協力を得て3種類の一覧を作ってみました!ただでさえ細かく分かれる部位ですが、地域によってその名称も異なるようです。なかでも「よろしくない」と「美味しい」が組み合わされた部位「Burutto e Buono」は、気になるところ。ショーケースにその文字はなくとも、お客さんはこぞって「Brutto e Buono!」と注文するので、私もチャレンジ!「煮込みに使われる部位だから、形は崩れるけど、美味しいってのが由来かな」とは友人談。まぁ、とにかく試してみましょう!最高60cmもの積雪があったAsti周辺。冷え込む中での青空市では、ドラム缶型の焚火が大活躍していました。八百屋の店主は「サルシッチャ」と呼ばれるソーセージを “とぐろ状" に巻き、アルミでくるんで即席アウトドア料理!火加減が難しく、こちらも見た目は「Brutto」になってしまったそうですが、お味はもちろん「Buonissimo!」だったそうです!

by lavitaelevitiasti | 2014-02-02 06:27 | 地域に息づく、味を知る  

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