うれしい招待!

アスティで開かれた「ピエモンテ牛の飼育家を対象としたイベント」に連れて行ってもらったのは、この8月のこと。牛舎を訪れあれこれ学んだ後、新鮮な牛肉を様々な調理法で美味しくいただく・・ つまりは「上質の食肉牛に育てるには適切な環境や設備が必要なんですよ、牛の大切な命を預かっているんですよ」と言う、この仕事の様々な場面に立ち合わせていただく貴重な機会。


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【写真】住居+干し草置場+家畜小屋の一緒になった、昔ながらの農家「カシーナ」

その時の食卓で向かいあった獣医さんから先週になって連絡をいただき、お隣クーネオ県での(またまた)ピエモンテ牛のイベントへお誘いいただいたのでした・・が、急展開!ぶどう栽培を営むご実家に招かれ、毎年恒例の「納会兼大昼食会」に参加させてもらいました。


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【写真】あっ、トウモロコシ!細かい演出がなんとも言えない、かつてのカシーナを再現。

干し草置場の下・・かつての家畜小屋だったところに、長テーブルが並べられ、ぶどう栽培などを手伝う作業員や親せき、友人、ご近所さんら、総勢50人ほどを招いての大宴会。ぶどうの収穫を終え、醸造作業がひと段落したところで、毎年恒例のイベントなんだそう。そこに知り合って間もない私を招待してくださったのですから、本当にありがたいことです!


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【写真】この日の主役、グリニョリーノとバルベーラ。いずれもこの地域土着の黒ぶどう品種から生まれるワインが、どーんと各テーブルに鎮座!

奥の部屋では薪窯でフォッカッチャが焼かれ、大鍋の中でオリーブオイルと大量のアンチョビーとニンニクが溶け合っていました!そう、メインディッシュは「バーニャ・カウダ」。ピエモンテ州の、冬の郷土料理です!


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【写真】無事の収穫に感謝をこめ、一家総出で客をもてなす・・ 大変なことです!みなさん本当に働き者!

大量のパン、山積みの野菜、大鍋からゆであげられる肉類、そして客が持ち寄った様々な菓子類・・ 誰が仕切る訳でもなく、バランスよく、すべてが適宜に、適度なタイミングで事が進む・・ これぞ、イタリアン・マジック!


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【写真】 日本の旅館や宴会の席を思わせる、「バーニャ・カウダ」に欠かせないキャンドル式ひとり鍋。

カルド・ゴッボ、キャベツ、トピナンブールと言った生野菜グループと、ジャガイモ、ニンジン、バルバ・ビエートラと言った温野菜グループ。どちらも鍋で温まるアンチョビー&ニンニク入りオリーブオイルソースにくぐらせ、アツアツのところをいただきます。

13時に始まった宴は、バーニャ・カウダ」を称えるピエモンテ歌謡で幕を下ろし、気付けば帰宅は19時でした! 貴重な体験、みなさん、どうもありがとうございました!

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by lavitaelevitiasti | 2014-11-09 23:24 | 土地柄・人柄  

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