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Ciao Gioia!

バールや八百屋で、店を訪ねた2回目から、いきなり「Ciao Gioia(チャオ・ジョイア)!」と声を掛けられたのです。「ジョイア‥と言う名の常連さんでもいるのかな?」ときょろきょろしましたが、店員さんの視線は明らかに私を見ているので、思わず「私のこと??」と聞き返してしまいました!やはりこの街で、日本人の姿はまだめずらしいのでしょう。ましてや常連さんの多いバールや街外れの八百屋さんでは、さっそく常連の仲間入りなのです。英語の「JOY」に相当し、「喜びのもと」を意味することから、親しい人をこのように呼ぶのだと知りました。本当にありがたいことです!2才になるかわいいコが向いのアパートに暮らしているのですが、ベランダに出ては手を振ってくれるのです。今夜は私に「Ciao Gioia!」と声を掛けてくれました。このコもまた、家族から「Gioia!」と大切にされてれているからでしょう!良い風習だなと嬉しく感じる、今日この頃です♪

by lavitaelevitiasti | 2013-06-25 06:07 | 土地柄・人柄  

ぶどう畑を歩いてみれば

イタリアの日曜日がぎやかなのはミサの開かれる午前中くらいなもので、あとはことのほかだいぶ静けさに包まれます。郊外では列車の運行も極端に減り、バスに至っては終日運休。今朝は「日に3本」という貴重な列車に揺られ、10分ひと駅ほどの所へ出かけてきました。とは言え景色が目まぐるしく変わり、バスでは一気に渡りきるタナロ川で減速するので、いつもとは違った印象を覚えました。先週「ほら、ここからこうやって来れば‥」と、駅からぶどう畑までを友人が車で案内してくれたので、早速やって来た次第!車だとあっという間の登り坂も、徒歩でことあるごとにシャッターを切っていれば、軽く30分ほどの道!強い陽射しで日に日に成長するぶどうの木は、すっかり小さな房をつけていました。てっきり近くに“沢”でもあるのかと思っていたら、木立を渡り葉を揺らす風の音が響く渡る散歩道。!地域ごとに散策ルートが定められたりしているので、地元の地図を頼りに、散策するのもおすすめですAsti-Acqui Terme(アクイテルメ) 間の無人駅からの乗車の場合、あらかじめ大きな駅で切符を購入するか(2カ月間有効)、車内で車窓さんから購入も。乗車前、刻印機に通すのを、お忘れなく!

by lavitaelevitiasti | 2013-06-24 06:12 | 周辺旅情報(記述日現在)  

その名も"Cose Buone" (うまいもの屋)!

毎日のように朝晩歩く裏通りに、なんだかとても気になるお店があります。通りには季節の果物が並べられ、パスタなどの乾物を扱っているんだろうな‥、という感じなのですが、その実、店の奥に円卓がのぞき、ときにワインのボトルが置かれ、そばに「じいさま」が腰掛けているのです。ちょっとした和みのサロン‥ 長いこと入るきっかけを探していたのですが、日曜日の『LA STAMPA』紙・Asti県版ページにてこの店の記事を見つけたこともあり、「今でしょ!」とばかり、訪ねてみました。種類豊富なパスタは、ここピエモンテの細麺パスタ「タヤリン」をはじめ、めずらしいものも。そして店のあちらこちらに、「海」をイメージした貝殻や網などが飾られています。「軍隊の関係でシチリアから出てきて、一度は戻ったんだけど、当時のトリノは仕事があふれていたからね!」と、知り合った奥様とAstiに店を構えたと言います。そう、めずらしかったのはシチリアのパスタ、オイル漬けの小魚は「スパゲッティ」にまぶすだけ。なんだか細々色々あって、ますます気になる!「またおいで、今度なんかうまいもん(Cose Buono)出すから!」と、ご主人が笑って送り出してくれました。
P.S. すっかり、もう顔見知り。「Buongiorno!」とあいさつすると、「このさくらんぼ、食べてみな?‥な、ウマイだろ!」たしかに甘くて、とってもジューシー!通学前だったので、帰りに‥と思っていたら、遅くなってしまった‥ので、また明日訪ねようと思います♪

by lavitaelevitiasti | 2013-06-20 04:48 | 街歩き&お店(記述日現在)  

甘い香りをたどってみれば‥

決して街の中心ではないのですが、みなウワサを聞きつけてやって来るのか、ある日通りでシニョーラに声を掛けられました。「ここよね、DANIELLA(ダニエッラ)は?」そう、ここDANIELLAは、Astiでもファンの多いお菓子屋さん。通りすがりに見つけたお店ですが、実は(またまた登場!)あの威勢の良い肉屋さんにも置いてある、タルトや焼き菓子が中心のお店です。キリストの復活を祝う「パスクワ」の時期には、「コロンバ」と呼ばれるハトの形をした定番のお菓子が大・中・小と並んでいたり、焼き菓子の盛り合わせの注文にもお盆のサイズが選べるので、ちょっとした手土産にもとても喜ばれると思います。友だちが車で送ってくれたある日、お店の前にさしかかったところでスピードを落とし、「このお菓子屋さん知ってる?美味しいんだよ!」と、おしえてくれました。やぱり、みんなこのお店が好きなんだなぁ♪好みが似ていることも分かって、なんだかうれしくなりました!

by lavitaelevitiasti | 2013-06-17 06:00 | 街歩き&お店(記述日現在)  

地下のバザールのような店!?

Astiで引っ越しの機会を得て、1週間ほどで30もの不動産屋さんをめぐりました。決して大きな街ではありませんが、調べてみれば、あるものです!本当に片っ端から訪ね歩いたこともあり、引っ越し前にずいぶんと隅々までこの街を知ることになりましたし、思いがけずずいぶんと不動産業界に顔見知りができました!最終的に部屋を決めた後、頂いた名刺を並べて「GRAZIE!」の文字を作り、すべての不動産屋さんに宛て感謝状を送った日から、もうずいぶんと経ったように感じます。先日、通りすがりの男性(おじさん‥おじいさん!?)が振り返って声を掛けてくれました。「やっぱり君だったか!‥あのコか?、違うコか?って気になったもんでね!」そう、この人もまた、親身になってくださった不動産屋さんのひとり!最終的にはベッドや洗濯機のある、唯一かつ最高の部屋と出会って決めた訳ですが、「食器類って、どこで揃えたらいいですかね?」と尋ねると、「この近くにね、地下のバザールのような店があるんだよ」とのこと、半信半疑で訪ねると、ありました、ありました!新生活一式をそろえたこともあり、こちらでもすっかり店主と親しくなって、先日は“長めに熟成した赤ワインを空気に触れさせ、目覚めさせるための道具”である「デカンタ」を求めに再び訪ねました。こちらの友人はもちろん、店主自ら「知る人ぞ、知る店!」と言う、謎のこの店は、ワイン貯蔵庫:カンティーナの香り漂う、まるで宝探しのような楽しいお店!ホント、『たんけんぼくのまち』が大好きだった私には、もってこい(!?)な、Astiです!

by lavitaelevitiasti | 2013-06-15 05:49 | 街歩き&お店(記述日現在)  

色も鮮やか、ズッキーニの花!

「イタリアの野菜はね、色も味ももっと濃くって美味しいの!ぜひ行って確かめて!」縁あって通い始めたイタリア料理教室で、ダニエラ・オージック先生のこの言葉が、すべての始まり‥いや、彼女が日本の元野球選手に手作りパスタをおしえる、という『NHK趣味悠々』の斬新な企画を目にしたのが、私をイタリアに結ぶきっかけでした。燦々と降り注ぐ太陽と大地の恵みが、ここならではの色や味わいを生んでいるのでしょう。現在、市場(いちば)を彩るのは、まぶしいくらいに黄色いズッキーニの花。学校帰りに寄るのが定番となった八百屋さんで、看板息子(?)ガブリエッレくんのオススメもあって、先日初めて手にしました。「どうやって料理するの?」「‥オレ、知~らね!」「‥コラ、ガブリエッレ!」店主ティチアーナお母さんによれば、「花の雌しべ・雄しべを取りのぞき、、モッツァレッラチーズとアッチューゲ(アンチョビー)を詰め、全卵と小麦粉を溶いたものを炭酸入りの水で伸ばし、そこにくぐらせ、熱いオイルの中へジュッと投入!」ことのほかちょちょいの、ドン!とできました!

by lavitaelevitiasti | 2013-06-14 06:12 | 地域に息づく、味を知る  

あたりまえの、誠実さ

路線バスの運転を兼業しながらオリーブ栽培に取り込んでいると言う、栽培家さん。「はじめまして!」から、「どうする?乗ってく?」と、朝8時半から路線バスを3周ほどお付き合いしてミニインタビューを重ねました。午後3時。最後のローテーションもご一緒し、おかげでオリーブ畑に連れて行ってもらう頃には、すっかり打ち解けることができました。もともとぶどう畑だったと言う急斜面のオリーブ畑では、粒状の淡い緑色の小さなつぼみが揺れていました。これまでの経験から、ぶどう栽培・ワイン醸造と置き換えるように質問重ねる私のスタイルは、当初ふしぎに映ったかもしれません。しかしこれまでの体験と比較しながら理解を深めていると伝えると、さらに分かり易く説明してくださったのでとても嬉しかったです。共通の友人がいることもあり、ご両親を交えて和やかにおしゃべりを楽しみ、ご自慢のそら豆を山ほどおみやげに持たせてくれました。手作業での丁寧な畑仕事を軸に、清潔でシンプルに取扱い瓶詰されるここのオリーブオイルは、友だちのぶどう栽培・ワイン醸造にも共通していて、その誠実な人柄が手掛けるオイルやワインからも感じられます。本当に、出会いにあらためて感謝する一日でした!

by lavitaelevitiasti | 2013-06-08 06:41 | 土地柄・人柄  

明日の予定を話してみたら・・

トスカーナに暮らしていた頃、日本で発行されている「イタリア好き」というフリーマガジンのピエモンテ特集(vol.7)を、縁あって、そのコーディネートを務めた方から送っていただきました。なかには、ここAsti県Moncalvo(モンカルボ)のオリーブ栽培が紹介されていて、明日いよいよ訪ねることになっています。冬場マイナス20度以下になる年もあるこの地方ですから、その栽培は大変めずらしいと聞きます。ご主人はバスの運転手さんを兼業されているそうで、その路線バスで訪ねることになっています。「ピエモンテでオリーブ、めずらしいね!」と友だちをさそってみると、「あぁ良く知ってるよ、よろしく伝えておいて。もう30年も前に、ぶどうのことでお世話になったんだよ」とのこと。また、近所のバールでは「いつも彼のオイルを使ってるんだ、良く知ってる。よろしく伝えておいて。近くの肉屋にも置いてあったはずだ!」‥あれ?それってもしかしてあの威勢のいい、お肉屋さんですか!?思いがけず色々つながっていて、またまた楽しくなってきました!明日は、話題豊富な初対面になりそうです!

by lavitaelevitiasti | 2013-06-02 21:04 | 土地柄・人柄  

ワインの祭りが、つなぐ縁

先日のお礼を兼ね、メッセージと折り鶴を手に写真屋さんへと出かけました。イタリアに移り住んで16年になると言うご夫婦の営むお店には、ひっきりなしにお客さんが訪ねて来ます。地域との深いつながりは、新聞社「La Nuova Provincia」の専属カメラマンを担っているとのことからも伺えるでしょう。「これを新聞社さんに渡してください」とメッセージをお願いすると、「だったらこれから一緒に行こう!」と編集室へ連れて行ってくれました。何度も前を通ったことのある、ものすごく大きな扉の歴史ある建物。まさか、その扉の向こうに入る日が来るなんて!「このコが写真の、Astiで観光と語学を学ぶgiaponeggina(ちっちゃな日本人)です!」と紹介していただくと、みなさん和やかに迎えてくれて、編集長さんもうれしそうに鶴を手に取ってくれたので、またまたうれしくなりました!また、当日会場でていねいに説明してくださった生産者屋さんたちへもお礼のメッセージを送ったところから、さっそく返事をくださって、なかには「新聞見たよ!」とおしえてくれる人まで。今度は畑に、彼らを訪ねるのが楽しみです!

by lavitaelevitiasti | 2013-06-01 03:12 | 土地柄・人柄