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もうひとつの贈り物

きょうは、イタリア全土でカンティーナ(ワイナリー)の一般開放日!
毎年気候の良いこの季節に開かれ、参加するカンティーナでは見学や試飲はもちろん、コンサートや郷土料理の屋台など、さながらサグラ(村祭り)のような盛り上がり!


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今回おじゃましたのは、ワイナリーでは無く(!)、ワイン醸造後のぶどうから生まれる、もう一つの贈り物・・「グラッパ」の蒸留所。

熟したぶどう果汁がアルコール発酵し、ワインが生まれ。醸造桶や樽から取り出された果皮や種は肥料として畑へ還元されることも多いのですが、ここアスティ周辺では蒸留されてアルコール度数の高い「グラッパ」として新たないのちを与えられています。

アルコール度数が高く、香り豊かなグラッパ。長く厳しい冬を迎える北イタリア・ピエモンテ州ですから、蒸気が家屋を温め(かつては家で蒸留する人が多かったのです)、飲んで冷えた体を温めるなど、暮らしに密着して発展してきた郷土食文化のひとつ。



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この日は敷地内に用意された郷土料理や菓子の屋台、ワインやグラッパの試飲との引換に、こんなかわいいチケットが用意されていました!

ちなみに、料理をふたさら + お水 + ジェラート + カッフェ(エスプレッソ・コヒー)で、10ユーロ。自ら運転しなければならないので、もちろんアルコールの試飲は控えましたが、グラッパの良い香りに包まれて大満足!

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ピクニックに解放された芝生では、寝そべったり・転がり落ちたり、こどももおとなもオオハシャギ(・・お酒が入ってますからねェ)!思い思いの時間を楽しんでいました。


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蒸留所では、1名から見学訪問を受けています。施設・敷地内見学のほか、グラッパの試飲に郷土菓子もご用意。周囲に広がる美しいぶどう畑の風景を見渡しながら、ここにある「ぶどうと共にある暮らし」を体感してみませんか!

まるでUFOのような蒸留器や、古い農具や民具などが展示された博物館。また、近隣の宿泊施設などを利用したり、アスティの伝統的な家庭料理を受け継ぐマンマのレストランでの食事を楽しんだり。特産の郷土菓子工房へ足をのばすのも楽しいかもしれません!

★ぶどう畑をめぐる旅。運転手つきハイヤーサービス利用で、トリノやミラノ、 アスティから往復送迎。日本語アシスタントが同行します。くわしくは、こちらから!
http://makeyousmileasti.wordpress.com/

by lavitaelevitiasti | 2015-05-31 19:41 | ★アスティ満喫・旅カタログ★  

キラキラと輝く午後に

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海抜500mにも届くアスティの丘陵地「ランガ・アスティジャーナ」。良く晴れた日曜日、自然保護区にあるカンティーナを訪ねました。

午後6時。グラスに映りこむ、この光。まさに、美しい5月のアスティを象徴しているよう。

欄(ラン)など貴重な草花が自生する自然保護区内にあることに加え、ここの畑が何とも面白いのは、畑で今も馬が活躍していると言うのです。


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収穫後の白ぶどうを自然乾燥させた貴重なワイン「パッシート」をはじめ、地域の歴史をなぞるように「バルベーラ」と他の品種が組み合わさった赤ワインの生まれる場所。
実は11年前の初渡伊の際、コスティリオーレで初めて手にしたワインこそ、このカンティーナ(ワイナリー)のものでした。

パッシートは、地域特産ヘーゼルナッツの粉でつくったタルト(写真)との組み合わせが、さっぱりしてて、おいしいー!


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周囲の丘を見渡しながら、光に包まれゆったりとくつろぐ午後。近くのアグリツーリズモの郷土料理や宿泊、また山羊乳チーズ農場などを訪問するなど、「ランガ・アスティジャーナ」ならではの旅はいかがですか!

丘を渡る風に吹かれ、ぶどう畑の休日をお楽しみください。

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by lavitaelevitiasti | 2015-05-27 22:56 | ★アスティ満喫・旅カタログ★  

ただいまー!

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2012年7月。「やぁ、よく来てくれた!」とアスティ駅のホームで抱き上げられ、迎えてもらってから、もう3年が経とうとしている。

あれからさらに2回目の引っ越しを経て、大好きなコスティリオーレで再び暮らし始めた。


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なんだろうね、大好きな友だち家族とは、なんでも話せる間柄。「もっと話してごらん」と、私の間(タイミング)で話をさせてくれて、ちゃんと耳を傾けてくれる。

そして、みんなすごくおもしろい!そういう家族にしか見せないような部分を全面的に・・ そうか、みんな全面的に「さらけ出して」付き合ってくれてるんだ!だから一緒に居て、とっても落ち着くし、とーっても楽しい!

だから、会ったり、お家を訪ねる度、いつも「ただいまー!」の気分。

イタリアの家族にも、ARIGATOU di cuore !!!



by lavitaelevitiasti | 2015-05-24 20:44 | Piacere!(はじめまして)  

バラ色の人生!

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2004年、コスティリオーレ・ド・アスティにあるイタリア料理研修機関「ICIF」で知り合った世界中の仲間とは、Facebookの無い時代から欠かさず連絡を取り合い、今も多くの仲間や学校の人たちと良い関係をつづけてる。

その仲間のひとりが訪ねて来てくれて、アスティ近郊に暮らす先生らをはじめ、多くの懐かしの人たちと再開の機会がつづき、うれしい今日この頃。


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2011年、イタリアに戻って最初に暮らしたトスカーナの町でも、ここピエモンテでも、引っ越すたびに縁あって、バラの花を贈られる。

それも庭に咲いたバラを、新生活の門出を祝って「持って行きなさい」と、くださるから、ありがたい!

季節が来たから、精一杯花開く。この季節、ひなげしの次は、あちこちで色鮮やかなバラが風に揺れています。

伯父さんの家の、やわらかなクリーム色のバラも。友だちの家の満開のバラも。
(私の日本の地元に越してきた)マイク・真木さんのうたのように、最高にステキでうれしくなっちゃう!

by lavitaelevitiasti | 2015-05-20 21:10 | 土地柄・人柄  

コスティリオーレ・ド・アスティに引っ越しました!

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黄昏時、窓辺の水に、コスティリオーレ・ド・アスティの風景が浸っていました。

この時間、ここでしか見ることのできないコスティリオーレを感じられるのは、この地に暮らす機会をいただいたから。GRAZIE MILLE!!!



by lavitaelevitiasti | 2015-05-20 10:15 | Costigliole d'Asti!  

好きだから

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イタリア語を身に就けてきたのも、コスティリオーレ・ド・アスティで暮らして生きたいのも。
何か理由を求められるのならば、それは「好きだから」に尽きるのです。

大好きな人の話してくれる、彼らのことばを。そばにいて直接その人柄に触れ、ちゃんと理解し合いたい。それには、この地に生きる人々の「基(根元)にある”暮らし”」を知ってこそ。

あきらめることなくつづけてこれたのは、「好き」な気持ちにちゃんと応えてくれるから。

あっ、一番星! GRAZIE MILLE !!!

by lavitaelevitiasti | 2015-05-14 09:30 | Costigliole d'Asti!  

ひなげしの咲く頃


新居の向こうに広がる丘に、真っ赤に染まった一面が見えました!


【 Grazie a Franco Bello Fotografie】
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この季節、青い麦と真っ赤なひなげしが沿道の風景を彩り、気温30度を超えてぶどうもグングン成長しています。

アスティを拠点に丘に点在する田舎町を訪ね、季節を追いかけてみませんか!

★★ アスティから、ぶどう畑をめぐる旅!
日本語アシスタントが同行します。くわしくは、こちらから!
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by lavitaelevitiasti | 2015-05-13 18:31 | Costigliole d'Asti!  

日暮れは、いつ??

ぶどう畑広がる丘の町:コスティリオーレ・ド・アスティは、午後8時をまわっても燦燦と太陽が降り注いているのでした!



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久々のアスティの朝市。農家直営の屋台では、旬のいちごや野生のアスパラなどが並んでいる。

数ある屋台の中でも、通っているのは大人気の店。偶然この店にたどりついて、2年になる。順番を待っていると、「どこから来たの?」と声を掛けられた。「日本ですよ」と答えるや否や、「そうだと思った!で、日本のどこ? ・・ あぁ、千葉”県”ね!」

10年日本に滞在していたと言うご夫婦は、つづけて「アスティの図書館で良く見かける日本のコがいるって友だちが言ってたけど、もしかして・・」
出会いは、いつもこんな感じに訪れる!

・ ・ ・

午後からはコスティリオーレの新居へと向かい、掃除を続ける。気温が上がり、新緑を背景に舞うポプラの綿毛を見ていた。

先週に引き続き市場で若いソラマメを手に入れたので、サラミを求めてお肉屋さんへ。土曜の夜、8時を回ってなお明るい丘の町。サングラスを掛けてアスティへと戻った。

by lavitaelevitiasti | 2015-05-09 20:07 | Costigliole d'Asti!  

コスティリオーレは、夜の7時半!

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雷鳴を伴う降雨に恵まれた、きょう。コスティリオーレは夜7時半を迎えてなお、太陽は高く、青空がのぞいています。「待ち合わせのレストランは、もうつぶれて無かった・・」と、ピチカート・ファイヴが声高らかにうたっていた『東京は夜の七時』。その歌詞に違和感を覚えていた私にとって、コスティリオーレの「いつもここにある風景」こそ、まさに求めていた環境でした

初めて訪れた2004年以来、角の魚屋が無くなっていたり、お菓子屋の店主が変わっていたりとマイナーチェンジはあるものの、定時に教会の鐘が鳴り、ここにお城がある限り、ここには大好きな人々の行き交うコスティリオーレ・ド・アスティがある!

「・・で、いつ越してくんの?」 「もう引っ越し済んだ?」 「手伝おうか?」

私の知らないうちに、私が引っ越してくるのをみんな知っていて、村長(町長?)さんをはじめ、警察関係者(!)、誰もが手を広げ待ち構えてくれている、と言うキセキ的な状況の中、移転準備を進めています。

コスティリオーレでは、アスティ中心部のように「連日」生産者による朝市はありません。ベッペさんの店をはじめ、もちろんスーパーでないと手に入らないものもありますが、できるだけ元気で健康な食品を手に入れたいので、その辺りは地域の主婦らにリサーチを重ね、 野菜の仕入れ先など目星をつけています。

まさに、今ならでは!「暮らしを整える」楽しみのなかにいます!



by lavitaelevitiasti | 2015-05-08 19:38 | Costigliole d'Asti!  

ニセアカシア香る季節

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アスティの街は守護聖人「サン・セコンド」の祝日に引き続き、恒例の「カロリンジャ市」が開かれました。広場や大通りが歩行者天国となって、あらゆる露店が立ち並びます。

ふだんは無料の大駐車場となっている広場には移動式遊園地が設営され、まさかの24時間封鎖状態!観光ガイドの講座を終えた深夜、遠くの駐車場から歩いて帰るのは・・と、荷物を運び途中のコスティリオーレの新居に初めて宿泊することに!

昼間の風景も、夕景も大好き。これまで丘の向こうに暮らす友だちの家から見ていた風景を、逆に。オレンジの外灯に浮かび上がる、夜の丘を見渡しました。

暮らしてこそ分かる、コスティリオーレの良いところがたくさんあって、これからますます楽しみです。

ぶどう畑広がる丘に共存する美しい森を、この季節はニセアカシアの花が彩って。香りにさそわれ、多くのみつばちが集まっています。

風薫る5月、楽しいことがつづきまーす!

by lavitaelevitiasti | 2015-05-06 23:40 | Costigliole d'Asti!